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【節分】六波羅蜜寺

六波羅蜜寺節分会追儺式(せつぶんえついなしき)は江戸時代中期の享保年間(1716年~1735年)から六斎念仏(ろくさいねんぶつ)を中心として行われています。享保年間に慈舟和尚が本堂と仏像の修理を行ったが、その出来栄えが悪く、また勧行の度に土蜘蛛(つちぐも)の精が現れて悩まされていました。そこで六斎念仏の講中・かどの群が大太鼓・鉦(かね)などを打ち続けると土蜘蛛の精は退散したそうです。
節分会追儺式では鬼ではなく、口から糸を吐き散らす土蜘蛛を豆まきと六斎念仏(中堂寺六斎念仏講)で追い払います。

六斎念仏は鉦や太鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能・民間信仰です。六斎念仏は平安時代中期に踊り念仏で知られる空也上人(くうやしょうにん)が始めたとも、鎌倉時代に西方寺(さいほうじ)を中興した道空上人(どうくうしょうにん)が始めたとも言われています。

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5ヶ月前・22 views

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