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金福寺

【京都・金福寺】
⚫︎こちらは、京都一乗寺下り松にある、芭蕉、蕪村ゆかりの俳詣の聖地で、「花の生涯」ヒロイン村山たか女の終焉の地として有名な金福寺さんです。

⚫︎864年(貞観6年)円仁(慈覚大師)の遺志を継ぎ、安恵僧都が創建し、江戸中期に鉄舟和尚が再興

⚫︎松尾芭蕉が訪ねてきた際に和尚と親交を深め、和尚は芭蕉をもてなした庵を芭蕉庵と名付けたという。

⚫︎庭園は、昭和に植木職人7代目・小川治兵衛(通称、植治)によって手掛けられ、四季折々の凛とした佇まいが感じられます。

⚫︎江戸時代の俳諧で有名な、松尾芭蕉が鉄舟と親交を深めたという芭蕉庵を、のちに与謝蕪村によって再興され、秋の時期には紅葉🍁が美しい場所でもあります。

⚫︎金福寺にある"吾唯足知「われただたるをしる」の蹲(つくばい)"と、散り紅葉があり、
 吾唯足知の蹲と言えば、龍安寺が有名ですが、ここ金福寺にもありました。😁

⚫︎背後の丘に与謝蕪村ら近世の俳人達のお墓や句碑があり、また、舟橋聖一作歴史小説「花の生涯」や諸田玲子の「奸婦にあらず」のヒロイン「村山たか女」は文久2年、勤皇の志士によって三条河原でさらし者にされたが、3日後助けられて金福寺に入り、その後、尼として明治9年まで、当寺で14年間過ごし、当寺で生涯を終え、法名は「清光素省禅尼」と云われており、本堂では与謝蕪村と村山たか女の遺品が拝観できます。

⚫︎庭園は、皐月の築山と白砂の簡素な枯山水式の3段の生垣ごしには、素朴な趣の芭蕉庵の萱葺き屋根が見え、3月頃には、「紅梅とあせびの花」、秋にの11月には、「さざんかと紅葉🍁」が色づき、辺りの景色は非常に美しくなり、紅葉シーズンには、歴訪したい場所の一つで、高台の芭蕉庵からは、洛中が一望できます。

⚫︎現在は、寺内の改修工事が進められており、拝観はできませんが、3月頃には拝観可能🉑になります。

⚫︎御朱印もあり、また近くには、詩仙堂・八大神社・狸谷不動・圓光寺なども歴訪できます。

[アクセス]
☀︎叡山電車「一乗寺」下車、徒歩約15分
☀︎市バス「一乗寺下り松町」下車、徒歩約5分
 ※京都駅か四条河原町経由の市バス、5系統なら乗り換えずに到着できます。
 ※およそ30〜40分乗車となります。

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11ヶ月前・32 views

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