からっ風②さんが投稿した口コミ

榛名高原

榛名湖畔にはワカサギでしょうか❓
透き通った水辺に沢山の魚さんが気持ち良さそうに泳いでいました🐟

奈良時代には『万葉集』にも「伊香保の沼」(※「伊香保」は、現在の高崎から榛名山一帯をさす広域地名)として詠まれるようになり、上野国を代表する景物として都の歌人たちにも知られていた。中世から信仰の対象となり、江戸時代以降は雨乞いに霊験あらたかな地として関東一円の農民を集めるようになった。これを「榛名講」といい、榛名湖の南にある榛名神社に詣でて泉水を竹筒にいれて持ち帰り、田畑にまくと雨が降るとされていた。この信仰の濫觴として、戦国時代の関東の武将の妻が、敗死した夫の後を追って榛名湖に入水し、龍神となって農民の願いをきくようになったと伝えられている。

明治時代になると、榛名湖の北隣にある伊香保温泉に文化人が集まるようになり、竹久夢二、与謝野晶子、高浜虚子らによって榛名湖は文学、絵画、音楽に描かれるようになった。大正時代には、群馬県内で最初の自然公園に指定され、観光客が急増した。高度成長期には1日3万人の行楽客が押し寄せたといい、夏は水上スポーツやボート遊び、冬はスケートや氷上でのワカサギ釣りなどが行われる観光地となった。湖畔には土産物屋がならび、対岸には温泉が掘られ、湖畔の榛名富士や沼ノ原にはキャンプ場やスキー場がつくられ、ロープウェーも建設された。近年は湖上の花火大会やイルミネーションイベントも催されている。

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