おでかけ探検部さんが投稿した口コミ

名古屋甘太郎本舗(なごやあまたろうほんぽ)

#名古屋
#円頓寺本町商店街
#お好み焼き甘太郎
#鬼まんじゅう #みたらし団子

円頓寺本町商店街。
お好み焼き甘太郎なるお店に何やら人の列。
ご近所さんも観光客のひとも、吸い寄せられるように並んでは、思い思いのものを受け取って散らばっていきます。ふむふむ、えーっと、みたらし1本80円、お好み焼き1枚250円、、え、やっす。そして奥ではエプロン姿のお母さん方が、職人ばりの鉄板さばきを繰り広げている、、。驚きの安さにこのライブ感、人間誰しもの心に宿る買い食い本能に火がつくこと最早不可避。気づけば吸い寄せられるように並び、見事な買い食いを達成していました。

さて、今回購入した鬼まんじゅうは、愛知をはじめとした東海地方の郷土菓子。戦時中、食糧難でも比較的手に入りやすかったさつま芋を美味しく食べるため、考案されたと考えられています。食べればもちもちにほっくりとした甘さ。この素朴な味わいが大好きなんですよね、、。(ちなみに戦時中の鬼まんじゅうには、味より量な品種のさつま芋 (護国芋) が使われていたようなので、今より味気ない感じだったと思われます。)
更にちなみに、大分のほうに石垣もちという郷土菓子があるのですが、こちらも小麦粉生地に角切りの芋。つまり鬼まんじゅうとほぼ同じお菓子です。ただ、石垣もちは大分の粉食文化のなかで、農作業の合間のおやつにと考案されたもの。よく似たお菓子でも、地域が違えば考案される経緯も異なるというのが興味深いところですね。

@wagashi_meguri_tabi様、ご協力いただきありがとうございました😊

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