京都を巡る会・「武」さんが投稿した口コミ
矢田地蔵尊(矢田寺)
【京都・矢田寺】
●平安時代の始め、大和国(今の奈良県)の矢田寺の別院として、五条坊門に創建されたのが始まりで、その後、各寺地を転々と巡りようやく、1579年に現在地に移されたと言い伝えられております。
●当寺の梵鐘は、京都東山区松原の「六道珍皇寺」で、京都がお盆に入る八月初旬に先祖の慰霊をお迎えする「迎え鐘」に対し、こちら矢田寺の鐘🔔は、逆に先祖を無事お送りする為に鳴らす「送り鐘」と呼ばれ、これは、死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として厚く信仰されております。
●時代を遡る事、1359年に鋳造された梵鐘は、戦時中の金属供出の命により失われましたが、その後1973年(昭和48年)に新鋳され、現在に至っております。
●毎年12月23日に行われる「かぼちゃ供養」は、京の年末の風物詩の一つで、昔から「冬至の日にかぼちゃを食べると、中風除けや諸々の病の退散になる」と言われ本堂前には、大きなかぼちゃ🎃が奉納され、参拝者はこれをさすって祈願成就を願います。
●冬至の当日は、参拝者先着(1,000名様)に大釜で炊かれた甘いかぼちゃが振舞われる神事が有ります。
●なぜ、このお寺が、「かぼちゃ🎃」なのかと言うと、現在の東山区に居られた「玉屋藤四郎(たまや・とうしろう)」という農家の方が、青森の津軽方面からカボチャの種を持ち帰り、隣村の鹿ヶ谷の農家に種を渡して作らせたのが、鹿ケ谷かぼちゃの始まりとされています。
●実は、鹿ケ谷で栽培し始めた頃は、普通の丸い形のかぼちゃでしたが、栽培している間に突然変異し、ひょうたん型のかぼちゃ🎃になりました。(画像参照)
●境内に入ると、蝋燭🕯️の灯りとお線香の香りが漂い、気持ちを和らげてくれます☺️御朱印やお守り(可愛い😍お地蔵さんのぬいぐるみのお守り)もあります。購入も可能🉑です。
[アクセス]
☀︎ 京阪本線三条駅6番出口より三条通り西へ、寺町通り北へ徒歩5分🚶です。
☀︎ 市バス「河原町三条」下車徒歩約3分🚶
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