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 巨勢川調整池 三題 2023.6.24 (土)

 東名縄文遺跡 (ひがしみょう)

 『 東名遺跡は、8000年前の国内最古の湿地性貝塚でしかも縄文海進により 5mの粘土でパックされたという特殊条件のもと、本来腐るべき木製品、草製品など、国内最古、世界最古と思われる製品が数多く残され、当時の人類の智恵や生活の様子が世界で一番分かる遺跡です。
 まさに 8000年前は縄文時代、新石器時代というより「東名(ひがしみょう)時代」といえるかもしれません。
 
 出土品の代表的な物は、木製の網かごで、日本最古であり、731個(縄文時代の網かご全部の約60%)の量、10種類以上の編み方(縄文時代の網かごの編み方のすべてを網羅)という質を備えており、当時の人々の知恵がすでに現代人なみであったことが想定されました。
 また、木製の皿、スコップ、櫛、弓、人面も出土しています。
 さらには、貝塚・貯蔵穴・集石遺構・墓地を備えた複合遺跡であり、今までほとんど分からなかった 8000年前の縄文時代の生活状況が、はじめて姿を現したこと。
  発掘された犬の骨は、DNA鑑定の結果、秋田犬や柴犬と一致しており、鑑定で確認されたものとしては今の時点では最古の日本犬であることなど、これまでの縄文時代の認識を大きく覆す遺跡となりました。

 世界最古?
 8000年前の遺跡で、編みかご 731点などの植物性製品遺物群は、世界最古の編み方の可能性の物も多く含まれています。
 また、8000年前で、保存状態が非常に良い多量の植物性遺物群が発掘された遺跡は、世界に類をみないと思われます。
 人類が編む、組むを始めた時期は、現在確認されている範囲では、約 34000年前編み物の型のついた物がグルジアで確認されています。
 しかし、編んだ編みかご現物が多量に発掘されたのは東名遺跡が初めてと思われます。
 人類の知恵の智恵は、「火」を使う、「石器」を造るに始まりますが、「火」や「石器」は有る物を見て利用したのですが、「編む」ことは、人間が初めて頭で考えて創り出しtたという意味で、人類の智恵の発祥を証明するもので世界に誇る編みかごです。』
 出典 : NPO法人 東名縄文の会

 3〜4 : ヒシクイ(菱喰)
 5〜10 : トモエガモ (巴鴨)
 六千羽のトモエガモの渡来は圧巻であった

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