カチガラスさんが投稿した口コミ

　趣味歴 渓流釣り 2023.6.12
　於 : 二十代後半〜四十代後半 メインフィールド : 宮崎県 椎葉村 上の小屋谷・小崎川

　登山には渓谷を遡行して登る・・沢登りがある
　クソ暑い真夏日はゴルジュを泳いだり瀑布の飛沫を浴びて・・と、夏には打って付けの沢登りである
　登山の次に・・嵌ったのが・・渓流の女王こと山魚女(ヤマメ)釣りであった
　宮崎県の椎葉、取り分けて上の小屋谷(かみのこやだに)は素晴らしい・・渓相ばかりか・・谷を詰めると、国見山に辿り着いた

　椎葉の定宿に飾られていた 鼻曲がりのサクラマス・・
　写真を譲り受け・・Adobe Photoshopで、カラー魚拓風に仕上げて、山魚女讃歌を添えた・・
　今、読み返すと・・尺山魚女に届かなかったことに・・言い訳じみた・・話にも聞こえてくる

　ヤマメの正式な名称はサケ目 サケ科 ヤマメ系 サクラマスで、「降海型」「河川陸封型」「湖沼型」の三タイプに大別される
　上の小屋谷に生息するヤマメは上流部と下流域で、河川陸封型と湖沼型に分類されよう・・下流域のヤマメは耳川を行き来して椎葉ダムで大きく育つ・・
　滝が連なる渓谷を行き交うことの出来ない上流域のヤマメは、パーマーク(サケ科魚類の幼魚の体側にある淡い色の小判型の模様)
を脱いだ個体は少なかった
　造山活動で、陸封されたヤマメは健気で美しかった
　
　小崎川で、釣り上げたサクラマスは 27,7cmで・・尺には及ばなかった
　ヤマメは大きくなると銀毛する・・現認者の釣友は計測には厳しかったが、銀毛したサクラマスの同定には快諾した
　あと、3mm・・せめて、28cmの釣果としたかった・・この 27,7cmの釣果がフィナーレとなった

　画像のヤマメは佐賀の河川で・・キャッチアンドリリースによる写真撮影に付き合ってもらった・・