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 2023.6.11 佐賀のホットニュース

 <吉野ケ里遺跡石棺墓調査>棺の幅36センチ、肩幅狭い人埋葬か 2色の粘土も使用
 2023/06/10
 国指定特別史跡・吉野ケ里遺跡(神埼市郡)の北墳丘墓西側の「謎のエリア」にある石棺墓(せっかんぼ)の内部調査をしている佐賀県は9日、棺内の幅が36センチで、比較的小さいサイズであることを明らかにした。
 埋葬された人が大柄ではなかった可能性を指摘した。
 この日は墓を据える穴「墓坑(ぼこう)」の土を15~20センチ、石棺内を2センチ掘り下げた。
 側壁の板石は縦に4枚、横に1枚が並べられ、内寸は長さ180センチ、幅36センチだった。
 県文化課は「幅が一般的なサイズの45センチ前後より小さい。
 埋葬された人は肩幅が小さかっただろうが、性別の特定まではできない」とした。
 一方、石ぶたは重さ100キロを超えるほど分厚く「幅が狭いのにあんなに重い石をわざわざ載せているのは違和感がある」とも述べた。
 石ぶたと側壁の隙間を埋めた粘土は白、黒の2色が使われていたことも判明。
 両方を使うケースは珍しいという。墓坑からは弥生土器片が約30点、黒曜石の破片10点が出土。
 弥生人が墓に土をかけた際に混入したとみられ、埋葬された時期より前のものだという。
 石ぶたに塗られていた赤色顔料は、棺の中からは見つかっていない。
 県文化課は「弥生時代後期~終末期の有力者の墓という見立ては変わっていない」とした。
 作業は土、日曜日は休み、週明けに再開し、来週中に概要が判明する見通し。(大田浩司)
 出典 : 佐賀新聞ウェブ

 「肩幅狭い人埋葬か」・・・女性・・・卑弥呼かも・・

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