カチガラスさんが投稿した口コミ

 趣味歴 山野草 2023.6.11
 於 : 二十代後半〜六十代前半 メインフィールド : 佐賀県 多良山系

 1枚目
 ウスキキヌガサタケ (薄黄衣笠茸) スッポンタケ目 スッポンタケ科 スッポンタケ属
 画像があればどんなに良かったかと・・・
 ステップ 1 : 幼菌(菌蕾)探し・・幼菌は丸い卵状を成し表面には小さく丸い斑点があり中身は半透明のゼラチン状となっている
 ステップ 2 : 幼菌(菌蕾)からの発芽・・これが難しい・・何度も失敗して・・夜明け前がヒントかな
 観察、卵の殻を破ってから、茎は二、三時間で 約 10センチ位の高さに立ち上がる
 ドラマは此処からで、頭の鐘形のかさから黄色の美しいレースのマントを垂らす・・そして、膨らむ
 華麗な姿はキノコの女王にたとえられ・・うわぁ〜という感動の余韻も何も・・ブヨにハエが寄ってたかって食い散らす

 2枚目 ヤマホトトギス (山杜鵑草) ユリ科 ホトトギス属 多年草
 祖母山系で、アルビノ種のヤマホトトギスに魅了されて以来、アキチョウジ・キバナアキギリ・ツルリンドウ・アキノタムラソウ・トキソウ・ツリガネニンジン・サイヨウシャジン etc
 ・・白花コレクションはNET 仲間の間で大いに賑わった

 3枚目 クロカミラン (黒髪蘭) ラン科 ウチョウラン属 多年草
 今や、人が近づける場所に黒髪蘭は無い・・盗掘されてしまったのだ・・フィルードの多良山系も然り・・襲速紀(そやはき)系植物の調査も・・目標の 500種には届かなかった

 4枚目 オオヤマレンゲ (大山蓮華) モクレン科 モクレン属
 オオヤマレンゲは祖母山系指標植物の一種

 5〜6枚目 タレユエソウ (誰故草)
 植物学者牧野富太郎博士によって、地名をとって『えひめあやめ』と命名されたが・・・古来から誰故草と親しまれてきた花だけに・・・『本名を誰故草、一名をえひめあやめ』と訂正発表された
 脊振南麓(佐賀市)の古生層地帯に分布している・・此処は大丈夫・・鉄柵で囲まれ・・花期以外は何人も立ち入れない

 7〜8枚目 ミツガシワ (三槲) ミツガシワ科 ミツガシワ属
 氷期遺存種も佐賀で見られる

 9枚目 アケボノソウ (曙草) リンドウ科 センブリ属
 好きな花である

 10枚目 余白を飾った遊び心

 文字制限を受け、前書は省略・・

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