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 2023.6.5 佐賀のホットニュース

 『 吉野ケ里遺跡、新発見なるか「謎のエリア」石棺墓、有力者のもの?
 6月5日に石ぶた開く 副葬品に注目

 国指定特別史跡・吉野ケ里遺跡(神埼市郡)の北墳丘墓西側の「謎のエリア」で見つかった板石を組み合わせた石棺墓(せっかんぼ)に関して、佐賀県は5日に石ぶたを開いて内部を確認する。
 大規模環壕集落が築かれた弥生時代後期の有力者の墓と確認されれば吉野ケ里遺跡では初めての発見となるが、それを裏付ける副葬品が見つかるかどうかが注目される。
 邪馬台国があったとされる2世紀後半~3世紀中頃にあった南内郭、北内郭は、魏志倭人伝に記される施設と酷似する。
 一方で、吉野ケ里では弥生時代後期の有力者の墓が見つかっていない。
 これまで出土した石棺墓には副葬品はなかったからだ。
 関係者によると、有力者の墓かを判断する材料として副葬品が大きな意味を持つ。
 今回は、後漢の青銅鏡や鉄刀があるかどうかがポイントになるという。
 いずれも古代中国からの下賜品で、外交に携わった有力者かどうかが分かる。
 これまで近隣の遺跡で見つかった直径 15センチ前後を超えるような大きさの鏡ならば王などの支配層の可能性が高いという。
 石棺墓が見つかった「謎のエリア」は遺跡発見当時、日吉神社があったため発掘されていない上、盗掘も受けていない。
 36個の貝の腕輪をした女性が埋葬されていた弥生時代中期の甕棺墓(かめかんぼ)があった尾根の先端部にも当たり、重要な遺物が見つかる可能性は長年指摘されていた。
 5日は午前中に 4枚の石ぶたを開ける作業を進める。
 石ぶたは 1枚 100~200キロの重量があるため、重機などでつり上げて開くという。
 ふたの割れ目から棺の内部に土が入り込んでいる可能性もあり、県は慎重に遺物の確認作業を進めるとしている。
 (大田浩司)』
 出典 : 佐賀新聞ウェブ版

 邪馬台国論争 ( 九州説 VS 機内説 )に終止符を打つのか?
 石ぶたの裏面に赤色顔料が確認されたことで、俄かに卑弥呼の墓ではと・・・
 石棺墓の内部調査に一・二週間・・・固唾を呑んで見守っている 

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