カチガラスさんが投稿した口コミ

 於 : 2022.6.8〜10 背振山系
 ホトトギス ( 杜鵑 ) カッコウ目 カッコウ科 夏鳥

 『 姉妹がいました。
 ある日、姉が芋を焼き、まわりの堅いところは自分が食べ、中の柔らかい部分を妹に食べさせました。
 しかし妹は、姉がさきにおいしいところを食べたと思い、姉を包丁で殺してしまいました。
 姉はカッコウになり、「ガンコ、ガンコ(堅いという方言)」と鳴いて飛び去りました。
 妹は自分の誤ちを知って後悔し、ホトトギスになり、「包丁欠けた 包丁欠けた」と鳴いています。
 盛岡の一地方では、いまもホトトギスのことを「包丁かけ」と呼んでいるとか。《遠野物語》

 「木がくれで 茶摘ときけや ほとゝぎす」芭蕉
 「うす墨を 流した空や 時鳥(ほととぎす)」一茶』
 出典 : 「日本の鳥百科」サントリーの愛鳥活動 

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