カチガラスさんが投稿した口コミ

　皆既月食と天王星食
　於、2022/11/8 南三陸町

　442年ぶりの天体ショー ( 皆既月食と惑星食 )
　満月が地球の影に入り、暗くなる皆既月食が ８日夜、全国台で観測された。
　一方、月が天王星を隠す「天王星食」も同時に観られた。
　三脚で構える事なく、ホテルの部屋の窓越しに手抜きのハンド撮影。
　星景写真に嵌っていた頃はこんな筈じゃなかったのに、年寄りは面倒くさいが先にたつ。
　それでもカメラの眼にしか見えないターコイズフリンジが撮れていた。

　ターコイズフリンジ
　青く見える帯は、高い位置にある地球の大気(成層圏)が関係する。
　成層圏にはオゾンが存在していて、オゾンの多い部分は”オゾン層”と呼ばれている。
　成層圏まで到達した太陽光の中で、波長の長い赤い光はオゾンに吸収されやすいため、波長の短い青い光だけがオゾン層を通過する。
　その青い光が月面に投影され、青い帯として見えるのだが、残念ながら肉眼では見る事は出来ない。