ＤＪゴン太さんが投稿した画像

耶馬渓は、大分県中津市にある山国川の上・中流域及びその支流域を中心とした渓谷です。日本三大奇勝として知られ、日本新三景に選定され、名勝に指定されていて、耶馬日田英彦山国定公園に含まれます。 1818年（文政元年）頼山陽が擲筆峰周辺（耶馬溪町柿坂地区）を訪れ、当時の「山国谷」という地名に中国風の文字を宛て、「耶馬渓天下無」と漢詩に詠んだのが、耶馬渓という名前の起こりです。 山国川流域に広がる本耶馬渓、耶馬溪、深耶馬溪、奥耶馬渓、裏耶馬溪を含む広大なエリアのブランド名として全国に知られています。春は新緑、秋はもみじが彩りを添える奇岩と渓谷が織りなす自然美は、一年を通して人々を魅了します。 新生代第四紀の火山活動による凝灰岩や凝灰角礫岩、熔岩からなる台地の侵食によってできた奇岩の連なる絶景でです。凝灰岩や凝灰角礫岩の山には風食作用や河川の洗掘作用によってできた洞窟も多いです。 大分県を代表する景勝地としてしられ、紅葉以外も四季折々で移りゆく自然や、数々の文化財など歴史に触れられるスポットも多く点在しています。無数の奇峰と渓谷が織りなす美しい景観に癒されます。

耶馬溪