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 『 峠 』 最後の侍
 於、2022/10/31 長岡市 河合継之助・山本五十六記念館、郷土資料館

 長岡市には、立ち寄りたい場所がもう一つも四つもあった。
 司馬史観を辿れば、長岡には”河合継之助”がいる。”河合継之助・山本五十六 記念館”に”郷土資料館”である。
 『 私はこの「峠」において、侍とはなにかということを考えてみたかった。それを考えることが目的で書いた。
 ここで官軍に降伏する手もあるであろう。降伏すれば藩が保たれ、それによってかれの政治的理想を遂げることができたかもしれない。
 が、継之助はそれを選ばなかった。ためらいもなく正義を選んだ。』
 出典 : 司馬遼太郎 『 峠 』より

 会津へは、かれこれ 四・五回は訪れていたのであろうか。何れも、郡山経由であった。
 佐渡のトキに磐梯朝日国立公園(奥胎内)の探鳥を取り止め、継之助が敗走した”八十里越”を連綿と続く山並みに連想しながら高速を走って会津へ。
 戊辰戦争、双方ともに言える大義名分とは何であったのだろうか?
 既に明治新政府は形作られており、徳川慶喜も松平容保も恭順の意を示していた。
 薩長藩士の憂さ晴らし的な要素を年寄りは未だに払拭出来ないでいる。

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