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　日本鹿の巣窟と化した伊吹山 　於、2022/10/14 伊吹山 　イブキジャコウソウ、イブキトラノオなど「イブキ」を冠した植物がいくつもあるほど、植物の宝庫として知られている伊吹山 ! その伊吹山の植物たちが現在、危機的状況に見舞われているという。 その理由には・・・・  国内有数の花の名山として知られている伊吹山 ! 今、大変な危機に襲われている。 伊吹山は、毎年夏から初秋にかけて、山頂付近がシモツケのピンク色、サラシナショウマの白色、コイブキアザミの紅紫色など様々な色に染め上げて来た国内有数の山野草 (薬草) の山である。 ・・・ここにも地球温暖化による弊害が ! 冬に降り積もる雪が激減した伊吹山には日本鹿が生息域を広げ、その食害によって、山野草の楽園は絶滅に瀕している。 　そればかりかイヌワシにも累は及ぶ・・・ シカが食い荒らした禿山の伊吹山にはイヌワシを育むヤマドリにノウサギも減少化に転じて久しいという。 初夏の頃、シカの幼獣を運ぶイヌワシが観られるという。 イヌワシの勇猛さを垣間見る光景ではあろうが、決してイヌワシ本来の姿では無いはずだ。