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青森県立美術館は、隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から着想を得て、建築家青木淳によって設計された。本館脇には発掘現場のトレンチ(壕)のように、地面が幾何学的に切り込まれています。その上から白く塗装された煉瓦の量塊が覆いかぶさっています。上の量塊の下の面も、凹凸を見せています。土の上向きの凹凸と量塊の下向きの凹凸が、まるで並びの悪い歯列かのように、気ままに、隙間を持ちながら噛み合わされています。これがこの建築の基本構成です。 こうしてこの美術館は、古今東西まったく存在したことがなかった展示空間を獲得することになりました。それは、量塊のなかに設けられた真っ白な「ホワイトキューブ」の展示室隙間と土の床や壁が露出する隙間の「土」の展示室が、対立しながらも共存する強度の高い空間です。中も、トイレも真っ白の空間で、美術鑑賞。シャガールが描いたバレエの舞台幕は圧巻の大きさです!写真撮りましたが、是非現物をみてもらいたいのですみませんがここには載せません。どこにも載せません。

3年前・104 views青森県立美術館
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