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釜石市

ご当地マンホールとは、マンホールが設置されているご当地の名所やゆかりのある人物などをデザインしたもので、その地域でしか見ることができません。最近では、ご当地マンホールを専門に紹介するサイトや本なども登場するほか、ご当地マンホールを巡る愛好家も増えてきました。デザインの始まりは、1977年に沖縄県那覇市の設置されたマンホールが初めてといわれています。1970年代半ば、当時の建設省下水道部の担当者より、下水道事業を市民にアピールするために、マンホール蓋にデザインを施して欲しいとマンホール蓋メーカーに要望があったのがきっかけです。その後、全国的に各市町村で独自のオリジナルデザインマンホールが検討され、設置が開始されました。1986年12月には、日本下水道協会による「下水道マンホール蓋デザイン審査会」が開催され、全国1000点のなかから20点が選ばれました。その後、各自治体などでマンホールデザインの採用が増え、各地の特色や自治体の花・木・鳥などが描かれたマンホール蓋が多く設置されるようになったのです。各自治体では、地元のPRと下水道事業の広報のため、多くのカラーマンホールを作製するようになりました。マンホール蓋はほかの観光資源と違って、街中を散策しながら見ることができます。また、直径60cmの蓋に地域の魅力が凝縮されていることも、多くのファンを惹きつけています。2019年8月に神奈川県横浜市で開かれる「下水道展2019横浜」に合わせて作られた、ピカチュウのマンホール蓋も人気を集めています。

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