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さぬき市

香川県さぬき市昭和「行基苑」の「あじさい園」お隣には古代のサウナ「から風呂」がある。1300年前、行基さんがおつくりになった。行 基天智天皇7年(668)~天平21年(749) 父は高志氏。高志氏は王仁(わに)の後裔とされる西文(かわちのあや)氏の一族で、百済系渡来氏族、母は河内国大鳥郡の蜂田首の出で、同じく百済系の渡来氏族。天平17年(745)正月21日、悲願の大仏建立実現のために行基の力を取り込むこともあったと思われるが、聖武天皇は紫香楽宮において、行基を大僧正に任じた(続日本紀)。なお、この大僧正という位はこの時には無かったのだが、言わば行基のために急遽設けたものであった。いかに聖武帝(あるいは橘諸兄)が行基の力を高く評価し認めていたかが解る。 しかし、このあおりを食らったのは玄昉であった。この時の僧正であった玄昉の地位は第二位に転落したのである。既に宮廷内における玄昉の権勢は陰りを見せていたが、これによりさらに弱まることとなっていくのである。天平19年(747)年には、光明皇后が天皇の眼病平癒を祈り、行基らに命じて新薬師寺を建立したという(東大寺要録など)
行基は天平21年(749)年1月、聖武天皇に戒を授け、その翌月、即ち天平21年(天平勝宝元年)2月2日の夜、菅原寺(喜光寺)東南院で遷化した(80歳)。釈迦涅槃の時と同じく右脇を下にして眠るが如く逝ったと伝わっている。

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