ＤＪゴン太さんが投稿した画像

願いのゾーンの「平和祈念像」の背に刻まれている作者の「言葉」に感慨深いものがある。「あの悪夢のような戦争 身の毛のよだつ凄絶悲惨 肉親を人の子を かえり見るさえ堪えがたい眞情 誰か平和を祈らずにいられよう 茲に全世界平和運動の先駆として 此平和祈念像が誕生した 山の如き聖哲それは逞しい男性の健康美 全長三十二尺餘 右手は原爆を示し 左は平和を 顔は戦争犠牲者の冥福を祈る 是人種を超越した人間 時に佛時に神 長崎始まって最大の英断と情熱 今や人類最高の希望の象徴」 昭和三十年 春日 北村西望 著作路面電車で行きました。 平和公園はエスカレーターで上がった台地にあります。テレビで見た像があり、あらためて平和と亡くなられたかたのご冥福を自然と祈りました。 この場所は、元々は長崎刑務所があったそうです。近くに原爆資料館があり、繰り返してはいけない、戦争の歴史を体感できます。 公園内では、お姉さんが移動式のちりんちりんアイスを販売されています。いまは平和でのどかな公園ですが、負の歴史を振り返ると、私たちの知らない悲しく辛い事実がいっぱいあります。原爆資料館や浦上教会、永井隆記念館などを見学したあと散策すると、心に強く響くものがあります。中心になる北村望氏の像も力強く鎮座しています。他にも海外から送られたモニュメントが、数多く展示されています。長崎を訪れたら、駅から少しアクセスは悪いのですが、この辺りの原爆投下に関わる資料館とともに、訪れるとより深く学べるし、印象も強く残ります。ぜひ訪問されることを推奨します。

長崎県