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【太江寺】

倭姫命は、天照大神を祭祀する地を求め、伊勢志摩地域では最も四神相応(清浄な海、川、山、大道が揃った)の地に近い二見ヶ浦五十鈴川河口を遡り、内宮を定めました。その河口の興玉神の霊地に太江寺は建立されました。
奈良時代には僧行基が現夫婦岩沖700mの海上の興玉神石より龍神と共に昇りし、神仏・興玉神・天照神・千手観世音菩薩を祀った神仏習合のお寺です。
平安時代には弘法大師空海が護摩の修行をし、鎌倉時代以降には西行、重源、鴨長明、醍醐天皇、明治期には山岡鉄舟等、多くの文化人等との関わりがありました。
神宮(内宮)での穢れを最終的に浄めた場所と歴史的に考えられる当寺は、今も昔の気を持った特別な霊地と信仰されております。伊勢参りには当地を訪れていただき失われた気を取り戻していただければと祈念いたします。


太江寺の歴史

興玉神祭祀の霊地におよそ千三百年前、僧行基により太江寺は建立されたと伝えられております。
弘法大師・空海、西行、重源等高僧が伊勢二見の地に訪れ太江寺及び近隣寺院と係ってきました。
伊勢神宮においては、神仏集合の信仰が深まり、内宮一ノ禰宜荒木田氏は、千手観世音座像を寄進したと伝えられております。幾多の栄枯盛衰を繰り返し、江戸中期元禄年間に本堂、享保時代には仁王門が宇治会合所、立石(現夫婦岩)でのみそぎ浄財・神宮奉行外護により建立され現在に至っております。


太江寺の本堂

本尊千手観世音菩薩は、寿命長寿、病気平癒の仏として信仰されてきました。
また、最近では、藤・アジサイを中心とした花の寺として、平成に入ってからは、愛受院ペット守護、供養も執り行い、悲しみ苦しみを持って参られた方が帰る時には笑顔で心軽やかに帰ってもらえるように、開かれた寺をめざし、少しずつ境内等を整備しております。伊勢参りには、元興玉社が祀られる神仏習合を今に残す、太江寺にお参りください。


ご本尊

興玉神ご神体観音像
鎌倉期に造られた、国定指定文化財の秘仏です。
胎内には行基菩薩ご感得の”興玉神ご神体観音像”が納められていると伝わっております。


伊勢西国一番、癒しの観音さま

会えば安らぎを
願えば生きる力が
祈れば命に輝きを

大慈大悲の千手観音さんに会いに来てください。

ホームページより


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