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納古山

#おでかけ

納古山は、濃尾平野と飛騨山間部の接点に位置する標高633mの山でこの地域の最高峰です。
山頂に立てば、南に濃尾平野の広がりや名古屋のツインタワー、東に恵那山、北方面にかけて中央アルプス、御岳山、乗鞍岳、さらに西方面にかけて白山、大日ヶ岳、伊吹山、養老山脈と360度の大パノラマが広がっています。
また、この林道沿いは、山野草の宝庫であるとともに、山頂付近には、アカヤシオ、ヒカゲツツジをはじめとする花木が多く自生しています。
こんな自然に恵まれた山ですが、今から約300年前に起こった入会地の境界争いは、当時の村人にとって非常に大きな事件となりました。
この山は、江戸時代以前から入会山として農民の日常生活になくてはならない大切な山でした。
宝暦4年(1707)から明治13年(1880)までの173年間にも渡った論争は、多くの人員と膨大な費用を必要とし、その費用捻出のために農民がたいへん苦しい生活をしたという記録が残っています。外出自粛中にて数年前画像

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