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静岡県

#おでかけ
〒437-0227 静岡県周智郡森町橘236遠州森の石松の墓

森町は清水次郎長28人衆の架空の人物説もある『森の石松』の出身地といわれる静岡県西部に位置する周智郡森町の曹洞宗大洞院にある森の石松のお墓、実は他にも墓とされるものは複数あり、どれが正墓が定かではないそうですが、ここが一番有名なお墓です。

因みに森の石松がヤクザであるという理由から、寺の敷地内ではなく門前に建てられており、大洞院の駐車場の隣、道路から少し奥まったところに建っています。

ご利益に商売繁盛もありますが、勝負運がめっぽう強かった石松でしたので、墓石の欠片を持っているとギャンブルに強くなるという俗信が生まれ、あやかろうと墓石を削る人が後をたたず、墓石ごと盗まれたことも…そのような事情から墓石が何度も作り直され、現在建っている物は3代目で、3代目の墓石は南アフリカ産の極めて硬い石材である黒御影石。隣に建っているのは清水次郎長の翁碑です。また墓石への入口付近で鉄格子に囲まれて建っている石碑は、墓石が2代目だった頃にその前に建てられていた『金比羅大権現』の石碑です。

現在は墓石のかけらが入っている御守りを販売しています。その御守りは人気があり、初代の墓石のかけらが入っている『勝運御守』は法堂脇の売店で授与されています。中身は1代目の森の石松の墓石のかけら。多くの人たちに削り取られ変形してしまった初代と2代目の墓石は、現在では外に出ていませんが、こうして御守りの中身に姿を変え、勝運を願う人々の心強い存在となっています。
筒の中に墓石のかけらが入っている手作り勝運ストラップも隠れた人気だそうです。売店は時々無人販売になりますが、そんな時には売店内に設置されている専用の封筒に代金を入れて購入が可能です。
近くに来た際には寄って、ご利益のある御守りを買ってみてはいかがでしょうか?外出自粛中にて数年前画像

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