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久能山東照宮

7世紀ごろ観音菩薩の像を安置し補陀落山(ぶだらくさん)久能寺として勧請されました。
久能城として武田信玄公が納めている時代もありましたが
武田氏の滅びた後徳川家の領土となり
徳川家康の死後「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、関八州の鎮守になろう」
という御遺命に従いこちらで埋葬されました。


その後ご遺体は日光へ移されるのです。(日光東照宮)
3代将軍・家光の代のなると大造営が命じられ
社殿以外の透塀、薬師堂(現・日枝神社)、神楽殿、鐘楼(現・鼓楼)、五重塔(現存は無い)、楼門が増築されました。



久能山へは1159段の階段で登る山頂にありますが
ロープウェイで行くこともできます。
日本平駅からは約5分間山々の美しい草花を望みながら
そしてロープウェイのお姉さんの心地いいご案内を聞きながら
あっという間に東照宮に到着します。




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