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新国立競技場と国産材

国産材の利用による“杜のスタジアム”。日本スポーツ振興センター（JSC）が建設した新国立競技場、ナショナルスタジアムとしての顔をつくる軒に、47都道府県から木材を調達して活用していた

軒庇は、スタジアムの方位に応じて、北側から南側にかけて、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄地方の木材を使用している

　エントランスゲートの軒には、北側と東側ゲートは東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の各県の木材を、南側ゲートは熊本地震で被災した熊本県の木材を使っている

　材種はスギ（沖縄はリュウキュウマツ）とし、軒庇とエントランスゲートの軒に使う全木材は持続可能な管理が行われているとして認定を受けた森林認証材を使用している

「国産木材の利用による世界に誇れる杜のスタジアム」として世界に発信している新国立競技場である

あと一点加えるとすれば新国立競技場内の一部をウオーキングコースとして無料開放してみることも
「世界に誇れる杜のスタジアム」としての姿をアピールできる格好の機会と思考するが如何なものだろうか？