ざんぎさんが投稿した口コミ

桐教会は中通島（新上五島）の海沿いの町にあります。
姿がとても美しく、遠目から見てるだけで崇高な気持ちにさせられます。
教会建物は1958年建立ですが、90年以上の歴史があり、丘の上の美しいシンボル的存在。
教会から下を見ると、目の覚めるような五島列島のエメラルドグリーンの入江が飛び込んできます！
ちょうど向かいの荒島との海峡になってて、絵のような景色。

元々、長崎の外海地区からの移住者の集落です。
ようやく明治政府の禁教令の解かれた時代、隠れキリシタンから本来のカトリックのクリスチャンへ戻ろうと集落を指導したのが、下村善七・ガスパル与作親子と清川沢次郎翁です。
信仰の先駆者の碑のガスパル与作は、五島から最初に長崎の大浦天主堂へ指導を求めに行った人で、自宅を仮の教会として提供したり、カトリックの教義を指導したりなど辺境地の重要な役割を担った人です。

※アクセスは奈良尾港（中通島）（新上五島町）より車で15分。

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