Aya.Fujimatsuさんが投稿した口コミ

(前回の投稿の続き)
オリエルタル感漂うバリ風エントランスから戸を開けると一変、そこに広がっていたのはハリー・ポッターの舞台セットのような、ヨーロピアンインテリアの重厚な世界。
暖炉の上にはハンティングトロフィーなんかも飾られており、これはもう完全にグリフィンドールの談話室。
先に着席していた友達に挨拶を済ませ、クリスマスパーティーの始まりです。
ホグワーツ大食堂だったら料理が空を切って出現するところですが、ここはホグワーツの魔法が遠く及ばぬ極東の地・日本。メニュー表からオーダーするのが正解というものです。
迷いに迷った挙句、私たちはバーニャカウダとスペアリブ、マルゲリータにうにのパスタをオーダー。こうみると置きに行った感しかないチョイスですが、味は意外と満点。カフェってこう、皿面積7割みたいなところあるじゃないですか。映える盛り方に凝りすぎるうちに乾いちゃったのかなっていう、パサパサの野菜スティックとか。
そういうんじゃない。そうじゃないの。
バーニャカウダの野菜は分厚めにカットされているのにちょうどよい歯応えにボイルされているし、スペアリブは少し山椒ぽさが効いてて清涼感があり、オリジナリティに溢れてる。ピザは見たまんまのクリスピーさで、パスタは『幸せになる女・不幸せなままの女』論を熱弁している友達が思わず急ブレーキ踏んで「うまっ」と地声で2度呟いてしまうほど濃厚で美味しかったのです。
大満足のうちに食事を終え、ガトーショコラを頼もうとしたら店員さんに「あ〜それはまたのちほど…」といなされる事件が発生するも、実はバースデープレートを用意してくれていた理由によるものなのでした。
付き合い年数が二桁に突入したメンツだけど、会った時のほっこり感はエターナル。
こうしてコンフィデンシャルなムードのお店だったらなおさらに、ね。





相変わらず投稿のテンション定まらん。