カイマナヒラさんが投稿した画像

「わだば　ゴッホになる」の名言で有名な 木版画の巨匠　棟方志功記念館へ行ってきました。 彼は自分の事を版画家とは言わず 板画家と言いましたが、 板に向き合いながら自分の気持ちを彫り続けた人なんだろうなと思いました。 ここでは約38分間 彼の制作中の姿や日々の姿を 映像で見る事ができます。😊 あの飄々とした偉ぶらない優しい語り口が、世界の棟方と言われる人からは考えられない人柄を感じたように思いました。 日本中、彼方此方に出かけ その作品を色んな場所で目にする事ができますが、 この青森に生まれ育ち ここから世界へ飛びだった彼を 育てた人々に応えようと 左目が全く見えなくても、 右目の微かな視力がある限り、 いえ、見えなくなっても制作するだろうと言う彼の言葉から その燃える心は、どこから来るのだろうか？ 見えない心配等微塵もなく ただ、板と向き合う喜びを糧に 生きた人なのかなと思いました。 あの強烈な彫りの中に 仏様や女体のおおらかさ、優しさ 暖かさを感じるのは、彼の人柄でしょうか?😊 もっとゆっくり時間をかけて この場に身を置きたい そう思った次第です。 今まで無知に過ごしてきた事を 恥じるばかりです。😅

棟方志功記念館