きんちゃんさんが投稿した口コミ
日本は四季に恵まれています。そして目には見えないけれど人には大切なものがありますね。
それは大切なものを感じる「こころ」です。
自然を感じる「こころ」とも言えるかな。
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《秋きぬと目にはさやかに見えねども、風のおとにぞ驚かれぬる》(古今和歌集)
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平安時代の歌人が秋の訪れを、風の音によって気付かされた!と詠んだ和歌です。
日本語の《訪れ》とは《音連れ》が語源だそうです。目に見えない神霊の動きを音によって感じてきた。古代の人達の感性から生まれてきたものだそうです。いにしえの昔から自然と共に暮らしてきた日本人。自然界の物音はすべて言葉として聞こえてしまいました。
それは四季折々の自然から何かを感じ、感謝し、あらゆるものには命が宿ると感じでいます。西洋人にとって雑音ともいえる虫の《音》も、日本人には虫の《声》であり情緒的にも美しく聴こえて、季節に安らぎさえ感じとれてしまいます。
自然のかすかな変化を感じ取れる日常の感性。昔の人がいかに感受性に優れていたのかが分かりますよね?これらは日本人の魂そのものだと思います。一切衆生《世の中に生きている虫や動物》も、自然の一部なんだよと言われているような気がしますね。この世に生きる全ての命へのメッセージなのです。
自分自身に置き換えてみると、あらゆる五感を使い、また経験というフィルターを透し、出てきた言葉やイメージを創作物に変換させるのを生業と考えていますが、それが他人への癒やしとなり精神的な価値ある作品になれば幸いだと思っています。価値のないものを、価値あるものに!
画像は向島百花園。秋の七草(ハギ、キキョウ、クズ、オミナオシ、フジバカマ、ナデシコ、ススキ)
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Please、Love、Piece.(平和を愛して下さい)
#おでかけ #向島百花園 #あきの七草
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