フット岩尾、マヂカルラブリーの漫才に言及　「声を全部拾えてない」

24日放送の『バイキングMORE』 (フジテレビ系）に、お笑いコンビ・

の岩尾望さんが出演。

『M-1グランプリ』（ABCテレビ・テレビ朝日系）で優勝したお笑いコンビ・マヂカルラブリーの“漫才”について言及し、新たな視点からの分析に視聴者から驚きの反応が相次いでいます。

今回は「マヂカルラブリーの漫才論争について」がテーマ。彼らのネタが“漫才か否か”論争について、出演者が持論を述べていきました。

コメンテーターでお笑いタレント・松島尚美さんは「コントと思う」とひとこと。続けて「（漫才は）スタンドマイクを中心にやらないと。ピンマイクを主で使うのはやっぱり...。その場でちょっとしたキャラクターになることはあっても、（大きくキャラクターを演じるのは）違うんじゃないかな。面白かったけども」とコメント。

それに対し、MCを務める俳優の坂上忍さんは「僕が思っている漫才とは形態が違うな、という印象はある」と持論を述べました。

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そして、岩尾さんは「僕らも漫才を20年以上やっている。漫才のつもりでやっていますけど、誰かに『それ漫才ちゃうで』と言われたら『それがどうしたの、別にええやん』と思います」と一蹴。

この論争も漫才師やM-1出場者が『漫才じゃないから優勝を認めない』と誰も言っていない。自分の思う漫才で優勝すればいいだけ」と語りました。

坂上さんはマヂカルラブリーの野田クリスタルさんの動きに、会場とテレビの前とでの温度差を感じたことを明かし、「会場で見ていたら空気感は違ったのかな？」と疑問を投げかけます。

これに岩尾さんは「ピンマイクは、『M-1』ではつけない」と前置きした上で、野田さんが動き回っていたことに対し「声を全部拾えてない」と指摘。

野田さんの「シェフどこ？」のセリフもうっすらとしか拾えていないことを語り、「でも会場は聞こえているのでドーンとウケている」と、ピンマイクがないことで観客と視聴者の大きな差になることを説明しました。

その証拠に『M-1』の翌日に出演した『バイキングMORE』ではピンマイクをつけており、そのため「全部拾えていたので、全部伝わった」と述べ「ピンマイクをつけていたらまた変わったかもしれない」と、鋭く分析しました。

今回の放送を受け、ネットでは「ピンマイクないのか」「ピンマイクないなたしか。音が遠いもん」「なるほどな」「岩尾さすがやね」と感心する声が上がっていました。

また「やすしきよしの漫才、スーツ投げたりとか、メガネ探したりしてた」「本来は舞台と客席だもんな。電波には乗らない現場でしか感じられないものは確かにある」とコメントが寄せられています。

岩尾さんの鋭い指摘に、スタジオ一同「なるほど」の嵐でした。

（文／fumumu編集部・

）