M−1審査員・サンド富澤が漫才コント論争に持論 「変化止めないから面白い」
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22日、お笑いコンビ・
の富澤たけしが自身のブログを更新。彼が4回目の審査員を務めた『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリーを始めいくつかのコンビに対する「漫才ではなくコントではないか」という意見へ持論を述べた。
優勝したマヂカルラブリーの決勝で披露したネタに「決勝の決勝でほぼ喋らずに転がってるネタをやる勇気は凄い」とネタを振り返り、「怖くて自分ならできません。一歩間違えば大惨事になる可能性もあるネタです」と称賛を送った。
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毎年、M-1後に話題になる「漫才かコントか論争」に富澤は、Wikipediaの漫才の項目を引用しつつ、「ネタ中に『何をやっても許される』、つまり幅は広いわけですね」と結論づけた。
続けて、M-1の審査基準は「とにかく面白い漫才」と明かし、「主催者側が漫才じゃないと判断したら失格にすればいいわけで、『点数をお願いします』と言われた以上、審査員は漫才として審査します」と審査員として意見を出した。
「各審査員が自分の漫才の解釈で、点数を決める」と個人個人の意見は出てしまうことを明かしつつ、「漫才は色んな形があっていいし、だからこそ新しい形が産まれ、進化していくんだと思います」とした。
「面白い」の評価はどうしても人によって変わってしまうからこそ、新しいものが生まれていくのだろう。そうした新しい形が生まれていくことに対して、富澤は「変化と進化を止めないからM-1は、漫才は面白い」と笑いを追求することへの思いを明かす。
また、『M-1』に何度も何度も資格を失うまで挑戦することを「苦しくて苦しくて楽しい時間」としたうえで、審査員は名誉でもあり、辛い役でもあると綴っている。
続けて、「自分が何者かをさらけ出し、数十秒のうちに判断して人の人生が変わるかもしれないボタンを押したことがありますか?」と問いかけつつ、「何年も続けるには体に良くない仕事かもしれません」と審査員も心に負担がかかっていることを明かした。
同じく審査員を務めた立川志らくも
と語っていた。「漫才」「コント」と形にこだわりすぎず、「面白かったか」で意見すべきなのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・
)
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