畳空間で行われる「柔剣雷心会」で日本の心と古武道を学ぼう

今回は亀有駅から徒歩約五分の「柔剣雷心会 亀有教室」に行ってきました!

柔剣雷心会とは?

「型」を通して古武道を学び、相手や場、周囲、自分と向き合い自分らしく生きていくことを目標としながら剣だけではなく、体の使い方、考え方での体術・居合・剣術、杖、等を稽古をしている団体です。

なんだか難しそうですね・・。習うより慣れろということで早速向かってみました!
亀有駅を出ると両さん像が迎えてくれます。

下町の情緒あふれる街並みを進むと、どこか懐かしいような建物にたどり着きます。柔剣雷心会のレッスンはその建物の畳の部屋で行われます。

近年では珍しい畳空間でのレッスンは香りや静けさで日々の疲れを癒してくれるかもしれません。

ちなみに柔剣雷心会は亀有だけでなく広尾・浜松町・神田・武蔵境・日暮里など都内各地のスタジオで開かれているのも通いやすい魅力です。

いざレッスン開始!

①準備運動

全身運動なので、まずは身体をよくほぐします。みなさんは袴を着ているのでそれに合わせた独特のストレッチでした。

新鮮な動き。でもしっかりと伸びています。

②体術

ウォーミングアップとして受講者とペアになり「体術」を行います。「力を抜いて、柔らかく」をモットーに、力のいらない武術を学びます。

柔道、剣道、その他の武道から想像するような、力で相手を倒したり、痛い思いをするようなことは一切なく、護身術のような不思議な術を学びます。

③すり足、受け身

畳の上をスライディングするかのようなスピードですり足移動をします。瞬間移動のように相手の間合いに瞬時に入ることが求められます。

そして、もし頭の位置から攻撃されたことを想定したかわし方を練習します。瞬間的に畳にうつぶせになるのですが、どれだけスムーズに床に入るか、身体の使い方を学びます。

日常で瞬時にうつぶせになるなんてことめったにしないので大変だった!けど使えそう(笑)

④技をかける

技といっても相手の急所にそっと手を置くだけ。
肩や腰などポイントとなる位置に手を置くだけで膝かっくんされたかのように倒れてしまいます。今まで味わったことのない不思議な感覚!

人間って意外と簡単に倒れちゃうんですね、こわい!

⑤剣術

いよいよ剣を持っての術です。
私は学生時代剣道部に所属していたためすんなりと入れましたが、初心者や特に女性の方は基本姿勢を身に着けるだけでも時間がかかるそうです。

また本物に似せた模擬刀は木刀よりも重く取扱いには十分に注意しなければなりません。この緊張感も日常では味わえない武道の醍醐味ですね。

ちょっといい感じに扱えるようになってきてにやにや(笑)

⑥かた、切り返し

相手と向かい合い剣を使ったポーズをとる、剣道の「かた」のようなものがあります。相手に呼吸を合わせてかっこよく正しい位置に剣を持ちます。

切り返しは、相手を向かい合って剣を打ち返します。剣が触れるとき大きな音がなりますが、これがまた爽快で癖になる!永野先生と熟練の生徒さんとの打ち合いはとても迫力があり、かっこよかったです!

映画のワンカットみたい・・・緊張感!

⑦刀の抜き方

映画でみるようなシャキーンと刀を抜くしぐさ。

簡単そうに見えますが刀は長くて重く、かっこよく抜くには練習が必要です。壁を使って固定させ正しい姿勢を身に着けます。役者になった気分でわくわく。

昔のお侍も同じようなことをやってたのかな・・・

⑧挨拶

「礼に始まり、礼に終わる」これこそ武道の基本です。

全員で正座をして頭を下げます。気持ちが整理され、心穏やかに終了することができました。

インストラクターの永野先生について

今回レッスンをしてくださった永野先生は、武道家らしい男性でした。

初心者の方はその迫力に圧倒されてしまうかもしれませんが実際にレッスンを受けてみると、永野先生の穏やかさや優しさが身に沁みます。

動きの一つ一つの見本を見せてくださったり、丁寧に解説してくださったりする指導は、安心すると同時に気が引き締まります。

受講者とコミュニケーションをとる機会も多く、厳しいながらあたたかいご指導と感じました。

そんな永野先生にインタビュー

Q.柔剣雷心会の歴史、由来を教えてください。

20年くらい前に稽古仲間と稽古するために会場借り 小さな研究会を作り、それが人が増えて正式に会として起こしました。

名前は柔らかさと激しさは一体であり表裏でもあるということ。表面が柔らくてもしっかりとした内側があること。柔らかさと激しさの両面を兼ね備えていきたいということからです。

Q.どのような年齢層の方がいらっしゃいますか?

小学6年生から68歳までです。平均年齢は40歳前後。 男女比は6:4ですね!

Q.剣道を含む武道未経験者でもレッスンを受けることはできますか?

自分にとってより楽で素直に体を使うということをやるので武道経験の有り無しは関係なしです。 武道未経験者の方が癖がなく 素直に入れるものです。会員もほとんどが未経験者です。

Q.柔剣雷心会で学べる一番はどんなことですか?

技などが出来る出来ないということはある意味どうでもよく。武術をやる意味は相手と自分のやり取りだと捉えています。

相手をしっかり観ることで型や技を成り立たせる。その為には相手を知ること、感じること、それが自分を見つめることに繋がるものだと。それが非日常の武術の稽古が日常に還せればと思っています。

レッスンを終えて

様々なフィットネスがある中でも珍しい分野であり、非日常な空間を味わえるのではないかと感じました。どこか懐かしい場所でのレッスン、畳の香りは心が落ち着き、普段都心のオフィスでお仕事されている方に是非おススメです!

他のスポーツでは味わえない「武道」の魅力、ただ身体を動かして汗をかくのではなく、一つ一つの動きに意味がある。

体術と剣術を通した日本らしい空間に身をおくことで背筋もすっと伸び、すっきりとした気分で帰れるでしょう!

詳細情報
住所:東京都葛飾区亀有5丁目14
電話:090-4002-2178

取材モデルプロフィール
タジマ レイ
元旅行会社の営業マンからプロダンサーへ転身。湘南乃風、AKB48等のアーティストバックアップ、サントリーモルツやランチパック等のテレビCM出演。また、ダンスエンターテイメント集団#f1rstのメンバーとして、結婚披露宴や企業PR等のフラッシュモブパフォーマンスの総合プロデュースを手掛ける。子供〜大人まで楽しめる初心者への指導にも定評あり。その他、ハワイで行われたストリートダンスフェスinホノルルの監修、運営にも携わるなどその活動は多岐に及ぶ

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