海外でクレジットカード利用ならレートを知ろう。基準レート基礎知識

海外旅行の買い物などでクレジットカードを利用する予定なら、「レート」について知っておきましょう。レートは、請求金額に関わる大切なものです♪国際ブランドが設定している基準レート、そして海外でのクレジットカード利用にかかる手数料について解説します☆

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この記事の目次

基準レートとは

ÉSHOOTS
海外でクレジットカードを利用したときのレートを知るためには、まず「基準レート」について理解する必要があります。基準レートとは、どのようなレートのことでしょうか?

VisaやMastercardなどの国際ブランドが用いる基準レートについて解説します♪

国際ブランドが用いるレート

海外でクレジットカードを利用すると、カード会社は為替レートにもとづいて円換算をします。ただし為替レートは常に変動しているため、リアルタイムで対応するのは困難です。そこで国際ブランドがその日ごとに設定している「基準レート」を使い、日本円に換算しているのです◎

気になる基準レートは国際ブランドの公式サイトからチェックできます。次はその確認方法について見ていきましょう♪

各国際ブランドの基準レート

日本でも知名度の高いVisa・JCB・Mastercardは、基準レートを公表しています。公式サイトから調べられるので、日本円に換算したいときなどにぜひ試してみてくださいね♪

ただしアメリカン・エキスプレスなど、基準レートを公表していない国際ブランドもあります。このようなブランドの場合は、実際に現地でカード決済をし請求書を見ることで基準レートを確認できます。

それでは、公表している各ブランドの基準レートについて解説していきますね♪

Visa

Visaの場合は、公式サイトの「Exchange Rate」というページから入ります。そして、日付・通貨・金額など必要項目を埋めていきましょう♪英語表記でわかりづらい場合は、以下を参考にしてください。

1.「Card currency」は「Japanese Yen(JPY)」を選択
2.「Transaction currency」に渡航先の現地通貨を入力
3.「Amount」に「1」を入力
4.「Bank Fee」に「0」を入力
5.「Date Requested」は日付を選択

最後に「Calculate exchange rate」をクリックしましょう。調べたい日の基準レートが表示されますよ♪

JCB

JCBの基準レートを調べるときは、公式サイトの「Base rate」というページから入ります。日付のみ表示されるので、確認したい日付をクリックしましょう。その後レート表が出てきます♪

レート表の見方はとても簡単です。まず右側にある通貨の欄から日本円の「JPY」を見つけます。その行の「Sell」部分を見てください。これがJCBの基準レートです!

Mastercard

Mastercardの基準レートを調べる場合は、公式サイトの「Mastercard Currency Converter」というページから入ります。日付・通貨・金額など、赤い☆印が付いている必要項目を埋めましょう。

その後「CALCULATE」をクリックします。すると調べたい日付の基準レートがわかります♪

基準レートはいつのもの?

為替レートは常に変動しているので、それにともない基準レートも日々変わります。そのため、「基準レートはいつのものが適用されるのか?」と、気になる人もいるかもしれません。請求金額の基準レートはいつなのかを見ていきます☆

データがカード会社に届いた日が基本

請求額はクレジットカードを利用した日の基準レートで換算されると思いがちですが、実は違います。
基本的には利用データが決済センターに届いた時点での基準レートが使われるのです。

クレジットカード利用日から、2〜4日後が目安となっています。タイムラグがあることを覚えておきましょう☆

店舗によっては長くかかるケースも

一般的には利用日から2〜4日後と言われていますが、店舗によっては1週間前後かかるケースもあるようです。なぜなら決済センターにデータを送る頻度は、店舗によってバラバラだからです。毎日送る店舗もあれば、3日に1回送る店舗もあります。

ルーズな店舗の場合1週間に1回というパターンもあり、そのようなケースに当たると基準レートの日付もずれることになるでしょう。

海外事務手数料も知っておこう

海外でクレジットカードを利用する場合、レートとともにチェックしておきたいのが「海外事務手数料」です。

次は、海外事務手数料についてわかりやすく解説します♪

海外事務手数料とは

海外でのクレジットカード利用時にかかる手数料のことを「海外事務手数料」と言います☆
これはカード会社が現地通貨額から日本円に換算するためのコスト、請求額の送付などの事務手数料として、それぞれ定めている手数料です。

多くのカード会社は、税別で1.6〜2.0%に設定しています◎
この利率を、国際ブランドが定める基準レートから換算した日本円にかけて手数料を算出しているのです。

主な会社の手数料

主なクレジットカード会社の海外事務手数料をチェックしてみましょう!以下は、「楽天カード」「セゾンカード」2社の海外事務手数料です♪

・楽天カード…1.63%(VisaやMastercardの場合)、1.6%(JCBの場合)、2.0%(アメリカン・エキスプレス場合)
・セゾンカード…1.63%(VisaやMastercardの場合)、1.6%(JCBの場合)、2.0%(アメリカン・エキスプレスの場合)

やはり多くの会社が、このように税別1.6~2.0%で設定しているようです☆

手数料の計算をしてみよう

海外でクレジットカードを利用した場合、どのくらいの手数料がかかるのでしょうか?計算方法を知って、だいたいの手数料を把握しておきましょう♪

「カード決済」と「キャッシング」2つのパターンで解説していきます。

カード利用の手数料

海外で100ドルの買い物をして、クレジットカード決済したとします。基準レートが「1ドル=¥100」、海外事務手数料を1.6%と仮定すると、以下のような計算方法になります。

100ドル×¥100×1.63%=¥163

この場合、手数料は¥163かかることがわかりました♪
もしも、これが2.0%だった場合、手数料は¥200、1.6%なら¥160になりますよ!

キャッシングの手数料

キャッシングで発生する手数料は、ATM手数料、そして金額に対する利息です。ATM手数料はキャッシング金額で変動し、各社¥10,000以下で¥108(税込)、¥10,000以上は¥216(税込)で設定していることが多いようです。

また利息の多くは年利18.0%程度で設定されています。年利18.0%は一見高く見えますが、実際には日割りで計算されるので、早く返済すれば安く抑えることが可能です☆

例えば、現地のATMで100ドルをキャッシングしたとします。1ドル=¥100、金利を18.0%、返済日を30日後と仮定すると、以下のような計算方法になります♪

100ドル×¥100×18.0%=¥1,800(年利率)
¥1,800÷365日×30日=¥148

この場合、¥148の利息がかかることがわかりますね♪もし返済日が60日後だった場合は、利息が¥296になりますよ!

レートや換算日のズレを踏まえて明細確認を

海外でクレジットカードを利用する場合、適用されるレートや換算日にはタイムラグが生じます。大抵の場合は、2〜4日後が換算のタイミングということを覚えておきましょう♪

またカード決済やキャッシングをするときには、手数料がかかることも忘れてはいけません◎
海外事務手数料の利率の低いクレジットカードの方が支払いはお得になるので、カード選びは重要ですよ!
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※掲載されている情報は、2021年07月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年3月28日

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