福井市の養浩館庭園養浩館庭園は、江戸時代につくられた庭園で、かつては福井藩主松平家の別邸でした。大きな池を中心に広がるお庭と、その池に浮かぶようにして建つ数寄屋造りの建物が、類い希なるくつろぎの空間をつくりあげています。何よりここでは、名勝庭園ではめずらしく、かつての藩主と同じように座敷からゆったりとお庭を眺めることができます。【福井市文化遺産ホームページより】時間を忘れる素敵な場所でした😊2021.11.08
水の庭園でのんびりなひとときを♪福井「養浩館庭園」で和を楽しむ!
午後のあたたかな日差しに誘われ、ゆったりとしたひとときを過ごせる「養浩館庭園(ようこうかんていえん)」。江戸時代につくられた庭園で、大きな池が中央に広がります。その奥には福井藩主が住んでいた数寄屋造りの別邸があり、まるで時が止まったような佇まい。自然と建物が調和した空間は穏やかで、その場にいると自分の気持ちが徐々にほころんでいくのが感じられます。
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JR福井駅から徒歩15分の場所に位置する養浩館庭園。近くには福井城本丸跡もあり、この土地を治めていた福井藩主松平家の別邸として設計されたのが庭園の始まりです。回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)という庭園形式で、中央に広がる池の周りを歩きながら(回遊しながら)景色を楽しみます。
養浩館庭園では四季折々の自然が咲き誇り、常に違う景色と出会えるのが魅力のひとつ。まだまだ寒さが凍みる北陸の春先では、ぽつぽつと咲き始める梅や桜がまず色味で空気をあたため、初夏には新緑の爽やかな風が吹き抜けます。秋の紅葉は錦の織物が広がったような煌びやかさが目立ち、対照的に冬は白と黒のみの日本画のような世界に包まれます。
ゆったりとした池の雰囲気が特徴的な養浩館庭園は、その景観から“水の庭園”と称されるほど。よく見ると池には鯉がのんびりと泳ぎ、水中も鮮やかに彩ります♪
養浩館庭園は庭園だけでなく、数奇屋造りの建物内部も見学できます。江戸時代では宴を催したり、武芸を鑑賞したりする際に使われていました。現在は春や秋にお茶席が開かれ、日本の伝統文化を体験できます。
お屋敷には三方から月を眺められるように設計された御月見ノ間(おつきみのま)など趣向を凝らした部屋の数々に思わずうっとり♡。池のぎりぎりに設けられた櫛形ノ間(くしがたのま)からの景色は、目の前に水面が広がり、まるで自分が池に浮いているような感覚を味わえます。
お屋敷には三方から月を眺められるように設計された御月見ノ間(おつきみのま)など趣向を凝らした部屋の数々に思わずうっとり♡。池のぎりぎりに設けられた櫛形ノ間(くしがたのま)からの景色は、目の前に水面が広がり、まるで自分が池に浮いているような感覚を味わえます。
さっきまで近くで見ていた草木もお屋敷から眺めれば一枚の風景画のよう。江戸時代から継承され続けている庭園は、現代も多くの人たちを心ゆくまでもてなします。
御座ノ間(ござのま)と呼ばれる建物中央に位置するお部屋からも、広々とした空、緑、池のパノラマが見渡せますが、実は見どころはそれ以外にも…
わびの世界観が詰まった室内も、御座ノ間の魅力。木材と紙など自然の材料ならではのあたたかさが感じられます。時間帯によっては、水面に反射した日の光が天井や壁にゆらめいて、その静かな美は息を呑むほど。
障子からは光が透けて部屋に入り込み、明るく開放的な雰囲気。天井近くの欄間(らんま)もよく見ると、麻の葉(あさのは)模様と呼ばれる和柄が。ひとつひとつのものが丁寧に施され、作り手が込めた想いが伝わってきます。
もともと養浩館という名前は「“人に元来そなわる活力の源となる気”、転じて“大らかな心持ち”を育てることを意味するようになった孟子の言葉“浩然(こうぜん)の気を養う”に由来すると言われています。(“公式HP”抜粋)」自然と建物が寄り添った空間に一歩足を踏み入れれば、自分も調和された世界の一部になっていく感覚を味わえるはず。ぜひ訪れた際は、固くなった身体がほぐされていくひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
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