更新日：2023年10月04日

【東京カメラガールズ】「百段階段」で、日本縦断気分を味わおう♪

2018年7月7日～9月2日の期間、ホテル雅叙園東京館内の「百段階段」にて「日本の祭り」「アート」「デザイン」「職人」「テクノロジー」をテーマに、「和のあかり×百段階段2018」の開催が予定されています。第4回目となる今回は、日本各地から1,000点を超える作品が集結するそうです。和のあかりに包まれながら階段をのぼりきったら、日本を縦断したような気分を味わえるかも！今回は「百段階段」と展示についてご紹介します♪

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この記事の目次

百段階段って？
日本各地の伝統を堪能♪
それだけじゃない、フォトジェニックな百段階段
週末は目黒で日本縦断気分♪

百段階段って？

みなさんは「百段階段」って知っていますか？
これは通称で、東京・目黒にある「ホテル雅叙園（がじょえん）東京」の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935年に建てられた木造建築です。
当時屈指の著名な画家たちが創り上げた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいて、
その装飾の美しさから2009年、東京都の有形文化財に指定されました。
今回はその階段と各部屋に多くの作品が展示されています。(※“ホテル雅叙園東京公式HP”より)

百段階段までは本館からエレベーターを利用するのですが、その内装も魅力的。
エレベーターからアートを楽しんで♪

日本各地の伝統を堪能♪

柳井金魚ちょうちん祭り

入り口では、山口県柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」のかわいい金魚たちが迎えてくれます。
この金魚ちょうちんは、およそ150年前に柳井の商人が青森のねぶたを元に考案しはじめたものだそう。

石巻こけし劇場

99段続く階段には、ひとつひとつ違ったこけしが布団の中で眠っています。
踊り場にもストーリー仕立てでこけしが並んでおり、そのそれぞれの表情や風合いを感じながら登るのも、楽しみのひとつです。

あなたのお気に入りの石巻こけしを探してみては？

青森ねぶた「竹取物語」

漁樵の間で真っ先に目に飛び込んでくるのは金魚ちょうちんの元となった青森ねぶた。
「竹取物語」をテーマにした3つの流派のねぶた師による新作で、間近でみると大きさ、デザインともにものすごい迫力です。

水面に見立てた床に映るねぶたは圧巻。
少し上から撮影すると反転させてもわからないほどくっきりした美しいリフレクションが見られ、見ごたえ抜群です。
あたたかな灯りからは、青森ねぶた祭りの賑わいが感じられるようなそんな一部屋でした。

ほかにもたくさん。日本の光る技とあかり

このほかにも、

エントランスエリアの「山口七夕ちょうちんまつり」、
「秋田竿灯まつり」の提灯、
十畝の間の向かい、化粧室に展示されている長崎ランタンフェスティバルのランタン、
星光の間には藍色が美しい江戸切子、
清方の間には九谷焼や「美濃和紙アート展」からのランプ、

など一段一段登るごとに全国各地の技に触れ、あかりに包まれ、日本の伝統を堪能することができます。