新潟は美容にいい！？発酵食品天国・新潟のご当地発酵食品3選

80年以上の歴史がある「山家漬本舗 今成漬物店」。レトロな雰囲気の店内がおしゃれです。

今成漬物店の作るお漬物「山家漬（やまがづけ）」。越うり、わらび、錦糸うり、なすなど、地物野菜を使って作られる絶品のお漬物です。

今成漬物店のお漬物の秘訣は、新潟の名酒「八海山」の純米吟醸の酒粕で作る贅沢なお漬け物であること。漬込むお野菜は、手作業で一つ一つ丁寧に仕込まれます。

越うり、わらび、錦糸うり、なす…とどれもそれぞれにおいしいのですが、特におすすめなのが「錦糸うり」。ほろほとそうめんのようにほぐれて、シャキシャキっとした歯ごたえが楽しめます。
おかみさんがお手すきの時には、お店の2階で素敵な器に盛られた山家漬けを試食させてもらうこともできます。

「木津醸造所（きつじょうぞうじょ）」は、県内の有名旅館や飲食店などにもお味噌を下す人気の醸造所。もとは発酵食品の原料となる「糀（こうじ）」を作っていた木津糀店に始まり、現在は醤油や味噌の仕込みも行っています。

「へぎおこし」と呼ばれる伝統的な製法など、機械を使わず手作業が多い木津醸造所。どの商品も丁寧に作られています。

木津醸造所のお味噌は、味噌蔵で代々使われてきた木桶で仕込まれます。仕込みが終わると、木桶に石で重しをして熟成。

木津醸造所のお味噌は、手間暇をかけて丁寧に作られた、コクと辛口が特徴の赤みそ「越後糀味噌」。「天然醸造 越後魚沼みそ」「こだわり越後みそ」があります。

1717年の創業以来、300年もの長きにわたり続く酒蔵「青木酒造」。

ちなみに、青木酒造の日本酒には、かわいらしい雪男のラベルが印象的な「雪男」シリーズがあるのです。青木酒造の工場のシャッターには、大きな雪男が。

青木酒造で作られた鶴齢をはじめとするお酒は、出荷までの間、雪室で貯蔵されているのです。その名も「鶴齢の雪室（かくれいのゆきむろ）」。

雪室なので、貯雪室にはもちろんたくさんの雪が。冬の間に雪を集めて貯蔵するのです。この雪のおかげで、1年中一定の温度でお酒を貯蔵できるのだそう。

おみやげにもおすすめの、青木酒造の雪男シリーズ。お酒が苦手な人には、鶴齢の仕込み水で作る「ユキオトコサイダー」もおすすめ。

食品ではないですが、番外編としてご紹介。雪男シリーズからは、フェイスマスクも出ています。インパクトのあるパッケージはおみやげにもおすすめですよ。

新潟の発酵食品から、おみやげにもおすすめの3つをご紹介しました。発酵食品は体にもよいと言われているので、おみやげにも喜ばれそうですね。特に山家漬は、ほとんど県外には出ない現地ならではのお漬物です。新潟ならではの発酵食品をぜひ試してみてくださいね。