「No.(ナンバー)」。カフェとクリエイティブオフィスを融合した新しい「場所」のカタチ

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個性豊かなカフェが軒を連ねるここ代々木上原に昨年、新たなコンセプトと思考をもった場所が誕生しました。

その名も「No.(ナンバー)」。こちらただのカフェではないんです。
代々木上原駅南口1番から出て目の前の居酒屋「中戸川」と喫茶店「さぼうる」の間の小道を入るとすぐ見えるのがこちらの看板。スイーツ専門店「いちびこ」のある建物の3階にあります(MAPは記事下部に掲載)。
朝9時半からは、国内外でバリスタ・ロースターとして活躍する、コーヒーコンサルタントチーム「Swim」の小田政志さんがディレクションするカフェとして、14時以降は、「Fuglen Tokyo」のバーマネージャーを務め、ドリンクコンサルチーム「ABV+」としても活躍するバーテンダー野村空人さんが監修するバーメニューが揃うバーとして営業しています。
小田政志さん自身がカウンターに立っている時間も多いのだとか
ギャラリー空間もあり、アーティストとのコラボレーション展示も随時行われている
通常の飲食店と異なるのは、誰でも昼夜訪れることのできるカフェ&バーと、No.の作り手であるデザインチーム「301」のオフィスが融合した全く新しいクリエイティブ空間であること。
といいつつ、これまでそのような飲食業態とオフィス空間が合体した場所はいくつか存在しました。代々木上原にある、建築家・谷尻誠氏率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」の事務所に一般の人が利用できる食堂を併設した「社食堂」もそのひとつ。
「No.」がそれともまた異なるのは、物理的に同空間に存在しているだけではなく、機能としても一体化しているということ。デザインとクリエイティブのプロフェッショナル集団がいるオフィスに、カフェ&バーがある。オフィスなのに開かれた場所としていろんなひとが訪れて、例えば「今度新しくイベントしたいと思ってるんだけど、告知ポスターを作れる人いないかな?」「それなら良いデザイナーさんがいるよ」なんて、ここにくれば誰かに会えて、もしかしたら新しい何かが生まれる、そんな場を創造することを目的にしているのです。

アパートの一室「301号室」から始まったクリエイティブチーム

そんな「No.」のユニークなコンセプトを語ってくれたのは「301」代表の大谷省悟さん。

アイデアとデザインの力を用いて、プロジェクト立ち上げ時のプランニングやディレクションを手がけるクリエイティブチーム「301」は、かつての南青山から、2019年には第二章として代々木上原に拠点を移しました。
「301という会社名にもある通り、当初はアパートの一室”301号室”からはじまった集団でした」。
「301」代表の大谷省悟さん
広告、デザイナー、エンジニア、金融、メディア、制作など・・・あらゆる業界のメンバーが合鍵を持ち、301にいけば誰かいると集まり始め、家という形態をとりながらもパブリックスペースとしてエコシステム化していたという、なかなかおもしろい会社の始まりエピソード。会社というより”クリエイティブ集団”と呼ぶ方がしっくりくるのかもしれません。
取材の日は休日でしたが、カフェ&バーからの窓ガラス越しに打ち合わせしている様子がいつも自然と目に入ります。

No.の由来にもなったナンバリングされたドリンクたち

カクテルは「ON NUMBER」と「OUT OF NUMBER」の2種にわかれます。

カクテルの名前を読んでもどんなものなのかわかりづらい、だからといって聞き辛い、そんな経験ありますよね。No.では、こむずかしいカクテル名を排除し、その代わりに “ナンバリング” することでバードリンクを気軽に感じてもらおうと工夫しています。
「ON NUMBER」のメニューは、 No. のフラッグシップカクテル、メニュー冊子を開くとすぐにそのドリンクの雰囲気やテイストが直感的に伝わってきます。
対する「OUT OF NUMBER」のメニューは、ナンバリングすら必要ない普及の名作カクテルたち、とうたうクラシックドリンクたちが並びます。
こちらのメニューはあくまで一部。実際に足を運んで、メニューを眺めてみましょう。
これらのドリンク、フード開発全てに、各分野のプロフェッショナルが携わっています。
カクテルメニューには先述のバーテンダー野村空人さん、カフェメニューはバリスタ・ロースターの小田政志さん。
彼らはメニュー開発だけでなく、現場に立って、訪れる人たちの声や反応を聴きながら、この場所がオフィスでありながらもカフェバーとしてちゃんと成立できるような空間づくりを常に考えているとのこと。
不定期で開催されるイベントも多く、スペースを有効活用したPop-Upや、写真展、さらに先日は一日限りで「バーテンダーが居酒屋ドリンクを作ったら、シェフが本気のおつまみを作ったら」というコンセプトで「居酒屋ナンバー」に早変わりと・・・
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【1/31 居酒屋ナンバー】 今回は日本の居酒屋定番のとりわさをイタリアのカルパッチョとして再構築。 最初の1杯と共にどうぞ。 ----------------------------------------------------- バーテンダーが居酒屋ドリンクを作ったら。 シェフが本気のおつまみを作ったら。 日常に寄り添うカフェバー No. が、一夜限り居酒屋に変身します。 そこにあるのは、カクテルとしてのウーロンハイ。斜め上のだし巻き。 居酒屋によくあるメニューを新しい切り口で変貌させたクリエイションをお楽しみください。 1月最後の金曜日、 本気の居酒屋を楽しみに ぜひ No. へ。 . . 居酒屋ナンバー 1/31 (金) 19:00-24:00 ※ FOOD 23:00 L.O. / DRINK 23:30 L.O. ※ この時間帯は通常メニューの提供はありません。 #no #number #yoyogiuehara #cafeandbar #cafe #bar #coffee #cocktails #mocktails #pressedsandwiches #tokyo #opentoday #izakaya #bartender #chef

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なにかおもしろいことができないかな、と常に企む人たちが集まる場所だからか、きになるニュースが絶えない様子の「No.」。これは、いろんな時間に訪れたくなります。
No. (ナンバー)

東京都渋谷区上原1-33-11 TOPCOURT4 3F

TEL 03-6712-5068

営業時間 9:30~24:00(23:30L.O.)

定休日 無

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投稿 「No.(ナンバー)」。カフェとクリエイティブオフィスを融合した新しい「場所」のカタチ は ACT LOCALLY 代々木上原のメディア に最初に表示されました。
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年4月25日

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