【広島観光ガイド】ご当地グルメやイベント情報をたっぷり紹介!

世界各国から観光客が集まる広島県は、「原爆ドーム」と「厳島神社」の二つの世界遺産を抱える中四国最大の観光都市。瀬戸内海側の海沿いに人気スポットが多く集まっており、穏やかで透き通った海を眺めながら観光することができます。近年は、広島駅周辺の大規模な工事や、市内に広島初のアウトレット施設が建設されるなど次々と新しい施設がオープンし、盛り上がりを見せている広島。今回はそんな広島で楽しめる定番観光スポットや体験、賑やかな年間のイベントについて紹介していきます。

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この記事の目次

広島でできる10のこと

厳島神社で御利益アップ

大鳥居
広島といえば、朱色の鮮やかさが美しい荘厳な大鳥居に代表される厳島神社ですよね。その社殿はそのほとんどが海とのコントラストも映える朱塗りとなっており、平安時代から貴族の邸宅の形式などに用いられた「寝殿造」でつくられています。本殿や廻廊のダイナミックで美しい姿をじっくり見学しましょう。
また、厳島神社周辺観光の際に気をつけておくと良いのは、潮の満ち引きの時間帯です。潮が満ちた状態の神社や社殿までもが海に浮いているかのように見える美しさを味わえます。
また、潮が干潮に近い時間帯には大鳥居のすぐ近くまで接近することができ、歩いてくぐることもできますよ。おすすめは、満潮時に厳島神社を参拝した後に周辺の表参道商店街を散策して食べ歩きなどを楽しみ、干潮になったら鳥居のそばまで近づいて写真撮影を楽しむコース。潮の満ち引きは季節によっても変わるので下調べをしていきましょう。
満潮時や、夜のライトアップの時間帯には大鳥居付近を旋回する屋形船や和船が出ています。
夜のライトアップに合わせて就航する屋形船は、ロマンチックな雰囲気も味わいつつ、人も減って静けさのある宮島を楽しめるため、カップルでの観光にもおすすめです。

平和への祈りを捧げる

原爆ドーム
1945年に被爆し、焼け野原となった広島の街の惨事を今も伝え続ける場所が、「原爆ドーム」を始め、爆心地周辺に多くの石碑や祈念碑、資料館などがある平和記念公園です。これまでも世界中から多くの人が訪れ、平和への祈りを捧げてきました。
平和記念資料館は、年々入場者数も増加傾向にあります。原爆によってもたらされた広島での惨状、平和への願い、祈りなど様々な貴重な資料を見ることができます。2017年には東館のみ、2019年春に本館がリニューアルオープンしました。
平和記念公園内の数々の慰霊碑や歴史について深く知りたいときにおすすめなのが、「ヒロシマピースボランティア」の方々に話を聞くことです。平和記念公園や、資料館を一緒に巡ってわかりやすく解説をしてくれます。資料館内の案内は当日受付のみ、公園案内の場合は事前予約が必要です。
また、平和記念公園は春になると桜が咲き乱れたり、園内のそこかしこに花が植えられている花の名所でもあります。緑と自然の美しい公園として、現地の住民らのランニングコースともなっています。
ひろしまの丘
もうひとつ注目すべき施設は、原爆ドームのすぐ隣に2016年オープンした「おりづるタワー」です。
風を感じることのできる開放的な展望台「ひろしまの丘」や、平和への祈りを込めておりづるを折ってタワーの壁に投入できる「おりづるの壁」など、私たちが願いを込めて折るおりづるをテーマに、広島の今と未来を感じることができる施設です。
「ひろしまの丘」をはじめとしたおりづるタワーの設計は瀬戸内を中心に活躍する建築家・三分一博志が手がけています。すぐ隣の原爆ドームを圧迫しないシンプルで落ち着いたデザインでありつつ、建物の外側にひらひらと描かれている「おりづる」のモチーフがさりげなく美しく、広島の景観にマッチしています。
屋上から1階をつなぐスパイラルスロープ「散歩坂」では、平和や広島をテーマにしたアート作品が展示されるギャラリー型のスロープ。ゆったりと歩きながら、風を感じながら鑑賞ができるスペースです。
季節に合わせたイベントでは展望台がルーフトップバーに変身したり、トークライブが行われたりと、広島の新しい拠点として活躍しています。
【基本情報】
•開館時間:10:00〜19:00
•入館料 :大人1,700円、中・高生900円、小学生700円、幼児(4歳以上)500円

おりづるタワー観光ガイドはこちら

お好み焼きを食い倒れ

広島風お好み焼き
一番の広島名物といえば、広島人の誇りでありソウルフードでもあるお好み焼きですね。広島県は人口あたりのお好み焼き店数が全国1位ということもあり、特に市街地を歩いていると通りには必ず1軒、多いところではビルが丸ごとお好み焼き屋さんの店舗で埋め尽くされているなんてことも。
広島のお好み焼きの特徴は、薄いクレープ生地にキャベツやもやしを乗せ、肉、中華そばをのせた「そば肉玉」が定番。そこに、目玉焼きやネギをトッピングしたり、イカ天やイカ、タコ、エビ、牡蠣などの海鮮ネタを混ぜるのが広島流の楽しみ方です。自分なりのお気に入りのお店とトッピングを見つけるのもひとつの楽しみですね。
そんな数あるお好み焼き店のなかでも、老舗であり定番のお店が「みっちゃん総本店」です。お好み焼き生みの親とも言われる“みっちゃん”こと井畝満夫(いせ みつお)さんのお店として広島の街で長い間親しまれてきた存在です。
その他でも人気のお店は「麗ちゃん」「へんくつや」「電光石火」などどれも個性的なので毎日通っても楽しいかもしれませんよ。
また、広島駅前「エキエダイニング」の「オコスタ」をはじめとして、お好み焼き体験のできるクッキングスタジオも楽しめます。広島のお好み焼きって職人技のようなもので、なんだかレシピが複雑そうですよね。そんな広島焼きの焼き方をプロが親身に教えてくれるスタジオは、広島ならではのもの。ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

もみじまんじゅう食べ比べ

もみじまんじゅう
厳島神社のある宮島ではあんこがはいったもみじ型のおまんじゅう「もみじまんじゅう」のお店が集まっており、その数約30近く。全国でも商品を展開している老舗の人気店から、宮島でしか味わうことのできないローカルなお店もあり、それぞれの個性や味を食べ比べするだけでも1日楽しめてしまうほど。
また、近年はもみじまんじゅうをアレンジして広島レモンやみかんなどのフルーツ系、チョコレートやクリームのスイーツ系など様々な餡を仕込む個性的なおまんじゅうが誕生しています。
また、驚くことに、「紅葉堂」が手がける揚げたもみじまんじゅう「揚げもみじまんじゅう」は宮島で大ヒット。その美味しさには定評があります。宮島でしか食べられない味で、ソフトクリームと合わせた「揚げもみじソフト」は食べ歩きにもぴったりです。
お土産におすすめなのは包み紙もおしゃれで落ち着いたデザインの「藤い屋」や「山田屋」が定番。サンリオやドラえもんとコラボしたキャラクターコラボのもみじまんじゅうや「生もみじ」も人気です。

瀬戸内海を望む弥山登山

弥山
宮島には岩が美しい標高535mの山「弥山」があり、頂上からは瀬戸内海と宮島の織りなす絶景が望めるため、人気のハイキングコースとなっています。弥山登山に向かう道中にある「紅葉谷公園」はその名の通り、紅葉の美しい公園です。秋の紅葉の時期には多くの人が訪れて、賑わう人気スポットです。
弥山山頂への道のりでそびえるのは「弥山本堂」で、弘法大師が修行した地とも言われる場所に建てられました。山頂前の「獅子岩展望台」は、奇岩がゴロゴロと並ぶ切り立った場所から、瀬戸内海の穏やかな海と島々を望むことができます。
山頂の展望台は、2016年に完成した「おりづるタワー」などを手がけた、瀬戸内地域で活躍する建築家・三分一博志氏による設計です。山頂まではロープウェイを利用しながらでも往復で3時間ほどみておくといいでしょう。

尾道でカフェ・雑貨屋めぐり

猫の細道
細い坂道と猫が多い海沿いの街として注目を集める尾道エリアは、古民家リノベーションのムーブメントが起きたことで新しくて懐かしい雰囲気のおしゃれなカフェやパン屋さん、お菓子屋さんが続々と登場しています。
女子旅やカップルでの旅にぴったりといえるのは、歩いて回れる圏内に観光スポットが集まり、カフェや雑貨を楽しめる小粋な雰囲気だからこそ。
特にユニークなスポットが「猫の細道」という約300メートルの細い細い坂道です。アーティストの園山春二氏が道のそこら中に「福猫石」と呼ばれる猫のイラストを施した石を置いていったことからはじまったと言われます。
まるで違う世界に入り込んだかのように静かで、鬱蒼と生い茂る苔がなんとも怪しげな雰囲気です。猫グッズ専門店「Le chat (ルシャ)」や、尾道で一番有名な古民家カフェ「梟(ふくろう)の館」、自家栽培のハーブでお茶をいただける「尾道ハーブ庭園 ブーケ・ダルブル」などがあります。
坂の町ならではもうひとつの楽しみ方は、坂の上の絶景カフェを楽しむこと。尾道観光のハイライトでもある「千光寺」あたりまで坂道を登ると、そこには尾道水道と瀬戸内海、穏やかな街並みの絶景が広がります。
そんな絶景を眺められるカフェ「みはらし亭」は千光寺のすぐふもとにあるゲストハウス併設型の古民家カフェ。窓側のカウンター席からの眺めが最高そのものです。

しまなみ海道サイクリング

しまなみ海道
広島県尾道市と愛媛県今治市間を結ぶ全長約60kmの自動車道で、「しまなみ街道」の愛称で親しまれています。向島・因島・生口島など6つの島をまたぐようにして橋がかかり、海と島の織りなす絶景を横にサイクリングやドライブを楽しむことができます。
それぞれの島に特徴や見どころもあり、途中の島で泊まりながら尾道から今治までをじっくりたっぷり堪能するコースもおすすめです。
特に、サイクリストたちの聖地とも呼ばれ、発着地としても交通の利便性が高い尾道では、サイクリストたちが効率よく飲み物や軽食を買えるようにとサイクルスルーを設けるカフェも。

大久野島で約700羽のうさぎたちに会う

大久野島
近年、SNSなどで話題が沸騰している「うさぎ島」こと大久野島。約700羽の野生のうさぎが生息していると言われ、島中で様々なうさぎに出会うことができます。広島県東部の竹原市に位置し、JR山陽線でアクセスできるため、公共交通機関だけで行けるのもポイント。
また、この島は「毒ガス島」としての顔も併せ持っています。かつて、戦時中に毒ガスなどの化学兵器が開発されていた島であり、機密とするために日本地図から消されていたという事実もあります。現在は、島に渡っても毒ガスによる影響などはありませんが、史跡や資料館があるので、合わせて見学してみましょう。
定住している人はいない小さな島ですが、宿泊・レジャー施設「休暇村 大久野島」があり、唯一の温泉やレストラン施設が楽しめます。

呉の旧海軍について学ぶ

大和ミュージアム
かつて、日本の旧海軍の工場として栄えた港町であるには、今もその面影が残っています。戦艦「大和」のふるさととしても知られる一方で、「この世界の片隅に」という漫画作品が映画化・ドラマ化され、舞台であるが再び注目を浴びました。
一大観光スポットは、の港町としての歴史や、船について学べる「大和ミュージアム」。ハイライトは、全長で約25メートルを超える、本物の10分の1のスケールで再現された戦艦「大和」の展示。スロープなどもあり、様々な角度から見学することができます。
また、「呉海自カレー」と称されるカレーは、の名物でもあります。海上自衛隊などの船艦は一度海にでると長期間海に滞在するため、曜日感覚を失わないようにと毎週金曜日に食べられていたカレーがあるのです。そのカレーと食事を忠実に再現したものが、約30店舗のお店で食べることができます。
代表的なお店は「呉ハイカラ食堂(日招きの里)」という食堂です。店内の雰囲気も海自風に合わせた呉らしいお店ですよ。

マツダスタジアムで野球観戦

マツダスタジアム
広島東洋カープの本拠地であるマツダスタジアムでは連日野球観戦をする人々で賑わっています。楽しみ方は今までの野球観戦とは一味違い、シートの選び方にポイントがあります。
観戦スタイルを問わず、BBQやパーティーをしながらみんなでワイワイと楽しめる席から、寝そべりながら見れる2人がけのシート、お座敷型のシートまで。また、一番の特等席ともいわれる「砂かぶり席」はグラウンドと同じ高さでかなり選手たちにも近い臨場感溢れるシート。観戦用のヘルメットまで準備されています。
また、シートだけでなく野球観戦の楽しみといえばグルメですよね。球場ではおなじみの広島カープの選手たちがプロデュースしたデザートや、コラボしたお弁当など、ここでしか味わうことのできないグルメも豊富です。
カープのイメージカラーである赤一色に染められたスタジアムには話題の「カープ女子」たちの姿も。

広島の主要観光エリア

広島タウン

広島電鉄
お土産ショッピングやお好み焼きを食べるにも、交通の利便性もいいのが広島駅から広がる市街地エリア。広島空港は市街地から約45分ほど離れた位置にありますが、新幹線の発着は広島駅です。
県内各地への観光、市街地観光と宮島へも行きやすいため、観光の拠点として広島タウンで宿泊する場所を確保すると便利になります。近年は観光客の増加によって新しいホテルの建設も進み、おしゃれなゲストハウスなども増えました。
また、多くの人にはあまり馴染みのない移動手段でもある路面電車ですが、広島市街地にはそこかしこに路面電車が走っています。日本国内でも路面電車最大級の交通網であるといえます。路上を走る路面電車や、車の通るすぐ横に駅のホームがある風景もまた、広島タウンらしさといえるでしょう。

宮島エリア

宮島
JR宮島口周辺を含む宮島エリアは広島県内でも一番の観光地であり、近年は海外からの観光客もぐんぐんと増えています。
一番の見どころである厳島神社、自然をたっぷり味わう紅葉谷公園・弥山、大聖院や大願寺などの厳島神社ともゆかりのある寺社、食べ歩きが楽しい表参道商店街、宮島水族館などなど小さな島に見どころがぎゅっと凝縮されています。とはいえ、あまり知識がないと厳島神社と商店街をみてまわるだけで終わってしまうなんてことも。
潮の満ち引きや、船の就航情報、周辺のグルメスポットの混雑情報などの下調べをするだけでも楽しみ方の幅は広がりますよ。
また、宮島のトップシーズンかつ最混雑時期は紅葉の美しい秋。紅葉谷公園エリアから弥山登山に出かける人も多く、島内が多くの観光客で賑わいます。
また、宮島内にたくさんのお店がでている牡蠣の旬は1月〜2月。冬季のみしか牡蠣を取り扱わないお店も多数あるので牡蠣を狙うなら冬がおすすめ。

尾道〜しまなみ海道

尾道水道
広島県の東部・瀬戸内海側に位置するエリア。向島と本州の間の狭い海峡が通称「尾道水道」と呼ばれており、水道沿いには小洒落たカフェや「ONOMICHI U2」などの最新商業スポットも。また、尾道は坂の多い街としても知られており、細い路地や坂道に家が立ち並んでいます。坂の上の「千光寺」は定番観光スポットで、周辺にもカフェや雑貨屋、パン屋などが点々としています。
尾道市から愛媛県の今治市まで続くのが「しまなみ海道」で、連なる島々と瀬戸内海の海を眺めながら橋を渡ったり、サイクリングを楽しめたりします。尾道周辺にはその発着地として、サイクリストたちも集います。

広島県の西部で、広島市より南東に位置する港町エリア。旧海軍の工場があったことで古くから港町として栄えています。戦艦「大和」のふるさととしても有名である一方、「この世界の片隅に」の舞台として多くの人に認知されています。
旧海軍、現在の海上自衛隊に関する資料を見学できる「大和ミュージアム」をはじめ、船の造船技術や港町の発展について知ることができる街です。

広島のご当地グルメ

広島お好み焼き

お好み焼き
実に県内約1,600ヵ所ものお好み焼き店を誇る広島県では県民のソウルフードであり、誇りとなっています。やきそばやキャベツ、卵をふんだんにつかい、誰もが親しみやすいソース味はシンプルでありながらもそれぞれの個性がでる料理です。各店舗の伝統の味を比べながら楽しむのも広島観光の醍醐味です。
広島駅周辺に名店・人気店が揃っており、ビル一軒まるごと全てお好み焼き店が入っている珍しいスポットもありますよ。
一番アクセスが良いのは2018年に広島駅直結の新施設にオープンした「エキエDining」の中の「廣島ぶちうま通り」。地元の人も愛する名店が軒を連ねて活気づいています。

牡蠣

牡蠣
日本一の水揚げ量を誇る広島の牡蠣。全国に出回る牡蠣の6割近くが広島県産でもあり、大粒で身の詰まった濃厚な味わいが特徴です。広島沿岸は穏やかな海が多いことで、牡蠣の養殖に適していると言われています。一番の旬の時期は1月〜2月、市場に出回るのは秋から春にかけてです。
特に宮島には牡蠣を美味しくいただけるお店がたくさん集まっているので牡蠣好きの方は宮島へ。

レモン

レモン
こちらも日本一の生産量を誇ります。料理やお菓子、飲み物など場面やジャンルを問わずあらゆる場面で使うことのできる万能なフルーツとして広島県内でも様々にアレンジされて食べれられています。
特に近年増えているのがレモンフレーバーの広島土産です。定番の「レモンケーキ」をはじめとして、もみじまんじゅうの中身にもレモンクリームが使われたり、お菓子のアクセントにレモンの風味が足されているものが多く存在します。「瀬戸内れもんイカ天」などは今や全国的にも定番のおつまみとして親しまれていますね。

もみじまんじゅう

もみじまんじゅう
宮島を中心として全国的な知名度と安心感のある銘菓が「もみじまんじゅう」です。戦前から広島で作られていたというもみじまんじゅうは、1980年代に全国的な知名度も獲得し、広島の定番お土産としての地位を確立したと言われています。
現在も宮島を中心に多くの人を虜にしており、「生もみじまんじゅう」や変わり種のもの、キャラクターコラボが登場するなど時代とともに変化しながら、愛され続けています。

あなご

あなごめし
牡蠣の養殖場でよく育つというあなごは、宮島を中心としてご当地グルメとして認識されています。あなごを香ばしい風味のたれで味付けした「あなごめし」が定番で、宮島のあなごめし店は連日大行列となります。
また、お弁当からあなごめしが始まったという背景もあり、現在も多くのお店であなごめし弁当をゲットすることができます。厳島神社の鳥居を眺めながら、美しい海を眺めながら自分の好きな場所で、行列に並ばずに食べられるので、おすすめです。
「ふじたや」は唯一、ミシュランガイド広島版に掲載された実績のある人気店。たっぷりの脂がのったあなごがご飯の上にぎっしりと詰められた様子は圧巻です。

広島観光のお土産完全ガイドはこちら

押さえておきたい定番スポット10選

厳島神社/宮島

厳島神社
神社の言い伝えによれば、今から約1400年も前の600年頃に厳島神社がはじまったと言われており、それから平安末期に平清盛によって神社の今の姿に建て替えられたといいます。
そして1996年、原爆ドームと同じ年に世界遺産に登録されました(※1)。神社として参拝するだけでなく、時間によって姿を変えていく社殿や鳥居を眺めているだけでも素敵な時間を過ごせるのもまたこの神社が美しいと言われる所以です。
【基本情報】
•参拝時間:6:30〜18:30(季節により変動あり)
•拝観料:大人500円、高校生300円、小中学生150円

表参道商店街/宮島

表参道商店街
宮島内で一番賑やかな通りが約350mの「表参道商店街」です。座って食べられるレストランから、数えきれないほどのもみじまんじゅう店、お土産店、食べ歩きグルメ店など約70店舗が軒を連ねています。一年中その活気が失われることはありません。
どのお店も夕方頃には閉店する場合が多いため、要注意。また、一部の人気店や入荷の少ないお店は売り切れ次第閉店する場合も多いので、お目当てのグルメがある場合は午前中のうちに狙うのが安全です。

弥山/宮島

弥山からの眺望
標高535mの霊峰である弥山は、世界遺産の一部(※1)でもあります。特徴は、いたるところにゴロゴロと巨岩があること。頂上付近の「獅子岩展望台」ではゴロゴロとした岩と瀬戸内海の多島美の美しいコントラストが望めます。
見どころは本尊に虚空蔵菩薩を祀る「弥山本堂」、弘法大師が灯してから現在まで消えずに灯し続けられているという消えずの火がある「霊火堂」などのパワースポットを楽しめます。秋の紅葉の時期には多くの人で賑わい、美しい紅葉の木と瀬戸内海、大鳥居のコラボレーションが味わえる贅沢なスポットとなります。

大聖院/宮島

大聖院
宮島で最も歴史の古い寺院で、古くは厳島神社の修繕などを請け負っていたと言われています。弥山のふもとにあり、大願寺や厳島神社宝物館から徒歩10分ほどでたどり着きます。
境内には様々なご利益を預かれるスポットが点々としており、四国八十八か所(四国にある空海ゆかりの88ヶ所の寺院)のお砂が埋められている「遍照窟」は、順番に踏むとお遍路と同じご利益があるなどのお得なものも。
【基本情報】
•参拝時間:8:00〜17:00

原爆ドーム/広島タウン

平和記念公園
1945年に、広島に原子爆弾が投下された事実を現在にも伝える施設です。資料館では当時の広島の惨状など貴重な資料を見ることができます。原爆ドームは爆心地に近かったにも関わらず風の条件などによって奇跡的に倒壊せずに残ったことで今日まで残され続けてきました。原爆の恐ろしさと、平和への願いの象徴として今の広島のシンボルとなっています。
平和記念資料館は開館以来、世界中から述べ約7000万人の人が訪れた施設です。
【平和記念資料館基本情報】
•開館時間:8:30〜17:30 (季節によって変動あり)
•入館料:大人200円、高校生100円

縮景園/広島タウン

縮景園
広島藩主・浅野長晟(ながあきら)が1620年頃から別邸のお庭として作らせた庭園で、縮景園という名前の由来は、様々な景勝の絶景を縮めて表現した、もしくは中国杭州の西湖を元に表現されたとも言われています。
四季に合わせて木々や花々が姿を変え、季節ごとに美しい姿を見せてくれます。それぞれの時期に合わせたイベントが好評です。
【基本情報】
•開園時間:9:00〜17:30
•入園料:大人260円、高・大学生150円、小・中学生100円

ひろしま美術館/広島タウン

ひろしま美術館
平和記念公園のすぐ隣に位置するひろしま美術館は、印象派の絵画を中心に展示する私設の美術館です。モネ、ゴッホ、ルノワールなどの世界で誰もが一度は耳にしたことのある名画家たちの絵画を常設展で鑑賞できる貴重な美術館です。
建物は、原爆ドームをモチーフにした円形となっています。広島アンデルセンがプロデュースするカフェ「Cafe Jardin」があり、美しい美術館の中庭に面した開放的でおしゃれな空間でサンドウィッチなどがいただけます。
【基本情報】
•営業時間:9:00〜16:30 /月曜休館

千光寺/尾道

千光寺
1,000年以上の歴史をもつ真言宗のお寺で、尾道観光では外せない定番スポットです。尾道水道と街並みの絶景を一望できる本堂は朱塗りの美しい舞台づくりがシンボルです。恋愛を司る「愛染明王(あいぜんみょうおう)」を祀っていることから、縁結びにもご利益があります。
「石鎚山くさり修行」という一風変わったスポットでは、折り重なる岩に張り巡ったくさりを頼りに岩を登る修行が体験でき、登った先から尾道水道の絶景をより高い位置から眺めることが可能です。
【基本情報】
•参拝時間:9:00〜17:00

猫の細道/尾道

猫の細道
千光寺山を登る道の細い細い300mほどの路地が猫の細道です。尾道で活動するアーティスト園山春二氏によってつくられた約100個の「福猫石」がひそみ、そこで暮らしている本物の猫もちらほら。道路のコンクリートに埋め込まれた猫の絵やモチーフのアートなど、怪しげかつ可愛らしいユニークな道です。
個性的な古民家カフェや猫グッズの雑貨屋、ギャラリーがあり、千光寺から尾道駅周辺までを戻る際に通るのが定番です。

大和ミュージアム/呉

大和ミュージアム
大和ミュージアムのシンボルはかつてで建造されたという戦艦「大和」の10分の1レプリカです。日本中から船好き、戦艦好きや男の子連れの家族が集います。大型の資料が数多く展示されており、ゼロ戦、人間魚雷などの実物資料をみることができる貴重な施設です。その他、造船技術やの港町としての歴史を知ることができます。
【基本情報】
•開館時間:9:00〜18:00
•入館料:大人500円、高・大学生300円、小・中学生200円
(※1)厳島神社と宮島の世界遺産登録地域について
世界遺産として登録された区域は、社殿を中心とする嚴島神社と、前面の海および背後の弥山原始林(天然記念物)の森林を含む区域の431.2ヘクタールです。厳島全島の約14パーセントを占める広い範囲にわたっています。
〜バッファゾーン(緩衝地帯)は、「厳島全島」及び「宮島町字長浜小名切り突角より同町大字大西町水晶山北部突角を見通す線内の海面」の範囲から、遺産範囲を除いた地域です。
厳島神社公式HPより引用

広島観光のモデルコース

1泊2日で広島市内王道観光モデルコースは こちら

広島観光がはじめの人向け、広島市内の王道観光地やグルメがしっかり押さえられているモデルコースです。すべて徒歩と電車移動なので、車を利用しない人にもおすすめです。

このコースではこんなところに行きます

【1泊2日】初めての呉&広島市内観光!ディープな魅力満載のモデルコースは こちら

広島市内だけでは物足りない人向け、広島市内とをめぐるモデルコースです。観光地はもちろん、ディープな食堂からおしゃれなカフェまで、美味しいごはん屋さんのスポットもたくさん入っているプランです。

このコースではこんなところに行きます

宮島をゆっくり楽しむ!世界遺産とグルメを満喫する1泊2日の旅は こちら

2日かけて宮島をゆっくり観光したい人向けのモデルコースです。宮島グルメをこれでもかと詰め込んでいるので、食いしん坊のひとにもおすすめです。

このコースではこんなところに行きます

広島のイベント情報

1月 大念珠繰り(だいねんじゅぐり)

広島県東部・福山市の多聞寺(たもんじ)の伝統行事で、毎年新年の1月3日に486個の連なる玉でできた約25mの大念珠を参拝客たちがお経に合わせて回したりして無病息災や豊作を祈る行事です。

2月 宮島かき祭り

2月頃になると広島名産である牡蠣が旬の季節となり、県内の至るところでかき祭りが開催されます。
そのなかでも地元客も観光客も集まるのが宮島のかき祭り。旬の牡蠣の直売所は、格安で購入でき、全国発送も可能となり毎年大人気のブースです。様々な料理でアレンジされた牡蠣の料理も味わえ、牡蠣好きにはたまらないイベントとなります。和太鼓のパフォーマンスなども企画され、街をあげて盛り上がります。

3月 広島みなとフェスタ

広島三大フェスタに数えられるみなとフェスタは広島の中心街から約30〜45分ほどの場所にある「ひろしまみなと公園」で開催される体験型のフェスティバル。毎年3月に開催されています。
2017年のみなとフェスタでは2日間で8万人の来場者数があるほど、人気のフェスとなっています。
ステージで繰り広げられる著名人のトークショーやバンドや歌手のコンサート、広島の確たる名店が集いに集ってブースを出店するグルメ、子供達や親子が楽しめる豊富な体験ブースなど、1日中楽しめるしかけがたくさんあります。

4月 尾道みなとまつり

尾道で、1935年から開催(1938年~1946年一時中断)され、尾道の更なる発展を願った歴史あるお祭りです。毎年恒例の地元の小・中学生たちが踊りを競い合うコンテストは完成度が高いことでも有名。
「尾道みなと祭クルーズ」と称した小さなクルーズ船も楽しめる、海沿いの街ならではのコンテンツにも注目です。
2016年の開催ではミッキーらをはじめとするディズニーの仲間たちもパレードに参加するなど、街全体が盛り上がるお祭りです。

5月 ひろしまフラワーフェスティバル

こちらも広島三大フェスタのひとつ。広島の市街地をまっすぐに突き抜ける「平和大通り」を中心に行われるフェスティバルで、平和記念公園などを中心に華やかな花々で装飾されたり、グルメブースも多く出店されます。
また、ステージイベントにはエイベックスなどの著名なアーティストやアイドルも登場し、非常に盛り上がるイベントです。パレードにはディズニーの仲間たちもアニバーサリイヤーになると参加するほか、地元の吹奏楽団や、様々な背景を持った人々が一同に集ってパフォーマンスを繰り広げます。

6月 とうかさん大祭(ゆかたできん祭)

とうかさん大祭は、広島三大まつりに数えられる、広島市中区の稲荷大明神のお祭りです。浴衣の着始め祭りとしても認識され、多くの人々が浴衣に身を包んでお祭りを楽しみ、街はとても華やかになります。浴衣で行くと割引になるお店や特典を受けられるスポットが数多くあるため、ぜひ浴衣で楽しみましょう。
また、稲荷大明神には当日になると真っ赤な提灯が500個以上も灯り、絶景となります。また、2019年はとうかさん祭りの400年目の記念回となるため、これまでより一層の盛り上がりをみせるでしょう。

7月 すみよしさん(住吉神社夏祭り)

こちらも広島の三大祭りに数えられる、広島市中区の住吉神社の夏のお祭りです。「夏越大祓神事」(なごしおおはらいしんじ)と呼ばれるならわしが有名で、これは日常生活でつもった心の垢を祓い除いて心身に活力を与えようというものです。
その他にも自分の身代わりにした人形に罪やケガレをうつし、川に流す「人形流し」など、神社にまつわる行事が多く、地元の人も多く参加する夏のお祭りです。もちろん、食べ物の露店なども楽しめるお祭りですよ。

8月 平和記念式典/灯籠流し

灯籠流し
平和記念式典は原爆が投下された日である8月6日に原爆死没者への慰霊と世界の平和を願って開催されます。広島市長による平和宣言は世界の様々なところへ送られ、世界平和の実現を訴えつづけています。
また、6日の夜には「ピースメッセージ灯籠流し」が開催され、原爆ドーム前の川に約8,000個の灯篭を流して原爆による被害を受けた方への慰霊とこれからの平和を祈願します。灯篭にはそれぞれの想いを綴ることができるため、毎年多くの人が参加しています。現地で灯篭が売られるので、誰でも参加することが可能です。

9月 コスモスまつり

広島駅から車で1時間半ほどの場所にある広大な国立公園、国営備北丘陵公園は一年を通して様々な花が咲き乱れることで有名です。秋のはじまりである9月には約180万本のコスモスが咲き乱れるコスモスのお祭りが開催されます。2018年度は「備北コスモスピクニック」という名のもと開催されました。
イベント期間中には打ち上げ花火があがる特別な1日も。こちらの公園は、子供も大人も本気で遊べる大型の遊具やスポーツが楽しめるグラウンド、オートビレッジなど、自然と触れ合いながら仲間や家族と楽しめるしかけがたくさんありますよ。

10月 ひろしまフードフェスティバル

ひろしま三大フェスタのひとつは「地産地消」がテーマのフードフェスティバル。広島中のグルメが一挙に集い、広島城周辺を中心に盛り上げます。また、ご当地グルメだけではなく毎年のテーマに沿ったオリジナルグルメも登場したりなど、ハイレベルなグルメが競い合うようなアツいイベントです。
また、「地産地消」を目指すイベントとして、地元で育てられた野菜を豊富に販売するブースもあり、持ち帰って楽しむこともできます。
ステージの演目に加えて、伝統芸能である「神楽」の上演もあり、子供から大人まで多くの人が楽しめるものとなっています。

11月 えべっさん(広島胡子大祭)

広島三大まつりのひとつで、胡子神社の商売繁盛の神様と言われるえびす様を「えべっさん」と呼ぶことからこのような名前がついています。「えびす講」などとも呼ばれるお祭りです。
ダンスの盛んな広島らしく、ストリートダンスバトルなども繰り広げられるため、若者も多く集まるお祭りとして知られています。その他にも神楽や太鼓のパフォーマンスもあり、音楽やお踊りで盛り上がります。
また、えべっさんが商売繁盛の神様であることから、周辺の多くの百貨店や小売店が胡子神社の熊手を買ってご利益を授かろうとすることでも有名です。

12月 ひろしまドリミネーション

広島ドリミネーション
毎年、11月下旬から1月の最初まで開催されるイルミネーションイベントです。広島市街地の平和大通りを中心に商店街など各所がライトで彩られ、きらびやかな冬の広島の街並みが楽しめます。
開催年によっては異なりますが、ドリーム白馬車という本物の白馬が引く馬車に乗りながらイルミネーションを楽しめるイベントも。夢の世界の一員になったかのような体験ができること間違いなしです。

広島のお得情報

観光に便利な公共交通機関の乗り放題チケットが多数販売されています。広島電鉄の路面電車は大体の市街地を網羅しているので乗りこなせば快適に観光を進めることができますよ。
•広島電鉄1日乗車券:700円

広島電鉄全線乗り放題。
•広島電鉄一日乗車乗船券:900円

広島電鉄全線と、宮島口宮島をつなぐ宮島松大汽船(フェリー)に乗船可能。
•ひろしま観光ループバス「めいぷる~ぷ」1日乗車券:400円

広島市中心部の観光地や美術館をまわるのに最適な3つの市内循環バスに乗り放題。
•アストラムライン1日乗車券:950円

広島市内と郊外をつなぐ高速電車が1日乗り放題。

よくある質問Q&A

東京からは飛行機か新幹線どちらがいいですか?

飛行機の場合、成田空港からLCCが運航しているため、新幹線より格安でいくことができますが、広島空港は広島駅からバスで約45分かかる場所にあるため、成田空港までの距離も合わせると時間はかかってしまいます。
新幹線の場合は値段が画一であるのに加え、広島駅発着のため、アクセスは抜群で時間も短縮することができます。予算と時間を照らし合わせて選択しましょう。

主要観光地をまわるのに必要な日数は?

最低でも1泊2日を確保しておけば2大世界遺産はおさえることが可能です。尾道や呉など広島市から離れる場合には2泊3日以上が望ましいでしょう。

車か公共交通機関どちらが動きやすいですか?

広島の市街地・宮島・尾道周辺をめぐるのであれば車は必要ありません。公共交通機関で十分に快適に移動が可能です。宮島内は車で動くのは不便になることが多いです。また、尾道も細い坂道などが多いので車での移動はおすすめしません。

ベストシーズンはいつですか?

一般的には、宮島の紅葉が美しい秋がハイシーズンと言われています。弥山登山などを目的にした観光客が多く集まり、非常に混雑します。
原爆ドームは季節を問わず観光することができます。その他は牡蠣の旬が冬が本番のため、冬に足を運ぶ人も少なくありません。

お土産はどこで買うのが最適ですか?

2018年9月にオープンした「エキエおみやげ館」は、中四国最大級のお土産の取り扱いで、広島県内はもちろん周辺の地域のお土産も集まるスポットです。定番ものはもちろん、様々なアイテムが揃います。
また、「そごう広島」や「福屋」でも老舗デパートとしてお土産が多数取り揃えられています。広島県のアンテナショップである「ひろしま夢プラザ」は銘菓やブランド土産よりも、地元民が愛するB級グルメ系おみやげなどや、地元生産者の直売商品などが並んでいます。
宮島限定販売のお土産など、お目当てのものがある場合はしっかりと下調べをして購入のタイミングを検討しましょう。
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※掲載されている情報は、2021年07月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年4月18日

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