「神になった?」カメラマンが錯覚した“ブレない最強ミラーレス”が爆誕

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この記事の目次
オリンパスのプロフェッショナルモデルOM-D E-M1シリーズの新製品「E-M1 Mark Ⅲ」がついに2020年2月に登場。AF関連の進化はもちろん、他社の性能を大きく引き離しているのは手ブレ補正の強力さです。その実力をネットを疑う家電購入ガイド『家電批評』がプロカメラマンと深堀りしました。
<外部サイトでご覧の方へ>見出しなどのレイアウトが崩れている場合があります。正しいレイアウトはthe360.lifeオリジナルサイトをご確認ください。※情報は『家電批評』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

前人未到の補正7.5段!異次元性能「E-M1 Mark Ⅲ」

オリンパスの「OM-D E-M1 Mark Ⅲ」は、一眼レフを小型化したようなデザインのミラーレスです。初代から強力な手ブレ補正が特徴でしたが、3年ぶりに登場した新モデルは一段とパワーアップした手ブレ補正が搭載されています。
オリンパス OM-D E-M1MarkIII(ボディ)実勢価格:19万1936円サイズ・重量:約W134.1×H90.9×D68.9mm・約580g イメージセンサー:約2037万画素 4/3型Live MOS センサー 手ブレ補正:5軸7.5段 EVF/236万ドット 連写:約18コマ/秒
操作性の良いダイヤル類。これも従来どおりです。USB-Cでの充電が可能になりました。
ボディデザインは前モデルを踏襲。一目ではわからないぐらい似ています。
手振れ補正は公称最大6.5段から7.5段(※)へとアップ。この7.5段という補正効果はオリンパスだけで他社を大きくリードしています。※ボディ単体で7.0段、シンクロ手ブレ補正対応レンズとの組み合わせで7.5段そこで今回は、プロのカメラマンと一緒にどれほど手ブレ補正がスゴいのか検証してみました。

検証1:三脚不要でも本当にブレないか

こちらの写真をご覧ください。OM-D E-M1なら手持ちでこんな夜景写真が撮影できるんです。4秒間でクルマのライトが流れ、ビル群もブレていません。※レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO/マニュアル露出/焦点距離:15mm/F5.6/4秒/ISO64/露出補正:+0.7EV/ホワイトバランス:オート
“7.5段”ってシャッター速度を超遅くしてもブレないってコト
手ブレ補正のないカメラの常識では、レンズ焦点距離分の1秒。例えば40mm相当のレンズであれば1/40秒程度が手ブレしない目安と言われています。EM-1 Mark Ⅲは7.5段分なので、4秒程度のシャッター速度ならブレずに撮れる計算になります。つまり、シャッター速度を超遅くしてもブレないんです。
▼1/40秒でブレないシーンで※M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの例1/20秒 1段ここから手ブレゾーン。1/10秒 2段プロなら、これくらいは補正がなくてもブレない。1/5秒 3段手ブレ補正がないと三脚は必須。0.4秒 4段0.8秒 5段一般的な手ブレ補正はだいたいこのくらいまで。1.6秒 6段6.6段以上はオリンパスだけ。3.2秒 7段4秒 7.5段1/40秒でブレなければ4秒までブレにくい。
三脚なしでも撮影ミスが激減する
今まで三脚が必須だったシーンでも撮影ミスを劇的に減らし、身軽な装備でも様々な表現が可能になりました。試しにカメラを普段使わない初心者に撮影をお願いしたら、2秒のスローシャッターに成功。カメラに慣れていれば4、5秒でも十分可能です。手ブレ補正に新時代が到来したといっても過言ではありません。
山岳写真家/イラストレーター
園部大輔 氏





手ブレ補正があまりにも強力で、もはや自分が神にでもなったかと勘違いするほど!
強力な手ブレ補正だから三脚の必要なし!
手持ちで1秒から2秒、撮影に慣れたら4秒程度はほぼブレずに撮影できます!

検証2:手持ちでどんな風景が撮影できるか

風景や夜景撮影など望遠やスローシャッターが必要な時は三脚を使うのが常識ですが、最近は三脚不可の観光地や展望台が増加中。そんな場所でもこのカメラなら諦める必要はありません。
園部カメラマンの検証では望遠で4秒間、広角であれば6秒から10秒以上のシャッター速度でもブレないカットを撮影できました。夜景でのクルマの軌跡を表したり、長時間露光で観光地の歩行者を消したり、川の流れを絹糸のように表現する撮影だって手持ちで自由に表現できちゃうんです!
星空を手持ちで撮れる
シャッター速度13秒で春の天の川を撮りました。三脚なしでは考えられない長秒撮影もE-M1 Mark Ⅲなら可能です。4秒以上は歩留まりが落ちるので、何枚もチャレンジするのがコツです。
通常はマニュアルで星にピントを合わせる必要がありますが、「星空AF」なら自動的に星にピントが合うので便利。専門的な知識や装備がなくてもOKです。
歩行者を消せる!
昼間のスクランブル交差点から人が消える写真が撮影できます。本来ならNDフィルターと三脚が必要ですが、EM-1 Mark Ⅲならカメラ1台だけで撮れるんです。
観光地の人混みも、シャッター速度は8秒で簡単に消せます。
川の流れを表現できる!
ライブND機能と強力な手ブレ補正で、今まで三脚必須だったスローシャッターを生かした川の流れを表現。シャッター速度は4秒です。

検証3:本当に他社より手ブレ補正が強力なのか

各メーカーの手ブレ補正が強力になってきて、三脚を使用しなくても、手ブレで失敗するシーンは少なくなりました。E-M1 Mark Ⅲを含めた人気の最新5製品の手ブレ補正を比べてみました。
オリンパス OM-D E-M1 Mark III実勢価格:19万1936円
▼補正7.5段スローシャター撮影では圧倒的な強さを見せつけます。スペック以上の補正力です!
山岳写真家/イラストレーター
園部大輔 氏





過去100台以上テストしましたが、E-M1 MarkⅢは最強の手ブレ補正です。
ソニーα9 II実勢価格:51万899円
▼補正5.5段α9 Ⅱもフルサイズ機。一世代前の機種と撮り比べると補正力が上がっています。
ニコンZ7実勢価格:29万4000円
▼補正5段Z7はフルサイズ機。フルサイズとしては良好な手ブレ補正です。
パナソニックLUMIX DC-G9実勢価格:12万3500円
▼補正6.5段スローシャッターや超望遠撮影以外ではオリンパスに匹敵する手ブレ補正です。
富士フイルム X-T4実勢価格:26万4500円
▼補正6.5段1秒超えのシャッター速度では成功率がかなり下がりますが、実用上は十分です!他社も進化をしているとはいえ、望遠での撮影や3秒以上のシャッター速度で撮影するなどの特殊な状況では、まだまだ各社大きな差がある状況です。
手ブレを抑えるコツ
脇を締めてファンダーをしっかり顔に当てます。こうした基本的なことのほか、シャッターに合わせて呼吸を止めます。あるいは息を吸いながらか吐きながら、自分のやりやすい方法で体を静止させる意識が重要です。

【まとめ】オリンパスの最新モデルは“絶景攻め”に最高

以上、オリンパスの「E-M1 Mark Ⅲ」の深掘りレビューでした。7.5段という補正効果はオリンパスだけで、他社を大きくリードしています。AFも改善されており、特に「顔/瞳優先AF」が良くなっています。
また、手ブレ補正を応用したハイレゾショットも性能アップ。「手持ちハイレゾ」が可能になり、5000万画素相当での撮影を三脚なしで行えます。何よりも三脚を使うのが常識だった風景・夜景を身軽に撮影することができます。“絶景攻め”には最高のカメラと言えるでしょう!
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年4月25日

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