【塚口】新顔のパン屋さんを発見！駅チカのパン屋さん3選紹介◎

▲パリ好きの店主が集めているパリにちなんだ小物がさりげなく飾られています

　こぢんまりとかわいい外観の「Pain de Agatha」は、駅北側の住宅街に立地。穏やかな笑顔が印象的な女性店主・長門さんが、一人で丁寧に焼き上げるパンは、ギュッと詰まっているという表現がぴったり。ほとんどのパンに全粒粉を使っているそうで、ギュッとした生地に、具がたっぷり。食べ応えがある、かむほどに奥深い味わいが感じられるパンです。種類も豊富で、「切り干し大根」や「じゃがバタベーコン」「オリーブ＆チーズ」など、珍しい具材のものも。

▲（写真手前から時計回りに）「カマルグ塩のパン」140円、「カスタードクリーム」170円、「ドライカレー」210円。パンはどれも数に限りがあります

　常連客にも人気なのが「カスタードクリーム」。中のカスタードクリームは、知り合いのパティシェ直伝だそう。「ドライカレー」のカレーは、自家製。じっくり作られていて風味豊か。「カマルグ塩のパン」は、バターを包みこんで焼いていて、上にのっているのがフランス産の塩。駅から向かうと、進行方向から少し見えにくいところにあるので、見逃さないようにして。

【DATA】尼崎市塚口町2-1-7（阪急塚口駅北へ歩約6分）▽午前11時～午後7時（売り切れ次第終了の場合あり）、日・月・火曜休▽Tel.080-6119-3807

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▲「食パン」864円。食パン専用風呂敷も用意されています。1320円

　高級食パン専門店として有名な「銀座に志かわ」の兵庫県第1号店が、ここ阪急塚口店で、昨年6月にオープン。小麦やはちみつなどの素材にこだわった食パンは、仕込みに使用する水も厳選。天然水よりもPh値の高い独自のアルカリイオン水を使用して、絹のようなしっとり感や、口どけのよさを実現しているそう。食パンは、すべて店内で焼いていて、「毎日、安定しておいしい食パンを提供できるよう頑張っています。購入した日は、ぜひ〝生〟で何もつけずに食べてくださいね。2日目は、より甘さが増しますよ」と、店長の泰山さん。阪急塚口店は、駅からすぐという立地もあり、店を訪れる人がひっきりなしです。多い日は1日に、400本以上売れるそうで、帰り道に、家族の朝ごはん用として購入する男性も多いのだとか。

▲明るく清潔感あふれる店内

【DATA】尼崎市塚口町1-12-4▽午前10時～午後6時（売り切れ次第終了）、不定休▽Tel. 06-6428-2400

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▲（写真手前から時計回りに）「はちみつクリームチーズ」190円、「クリームパン」140円、「ベーコンポテト」190円。税別。どのパンにも熱いファンが

　昨年の9月末にオープンした「Bakery Sou」は、大人だけでなく、子どもや学生、男女問わずに、早くも常連客がいっぱいの人気店。宗隆弘さん・里佳さん夫妻が営み、「街の人みんなに親しみを持ってもらえる店にしたかった」と、味も価格も追求。里佳さんが「主人は、1日24時間、どうしたらおいしいパンが焼けるかばかり考えているんです」と話す隆弘さんは、毎日、その日の天気、温度、湿度などを考慮しながら、ベストな状態に仕上がるように、日々工夫して焼いているそう。一日中、次々と焼き立てができあがってきて、いつもどれかはアツアツ。

▲入口の青い屋根が目印。次々と焼き立てが並びます

「クリームパン」は、コクがあるのにさっぱりしている自家製カスタードクリームがたっぷり入っていて、常に人気の品。「ベーコンポテト」は、フランスパン生地。ドレッシングであえたポテトサラダが見た目よりあっさりしていておいしい。ボリュームもあるので、男性にも人気とか。「はちみつクリームチーズ」は、見た目もカワイイ。クリームチーズの酸味とはちみつの甘さがマッチ。カスタードクリームも入っていて、やみつきのファンもいるそう。

【DATA】尼崎市南塚口町1-8-15、メゾンリラ102▽午前9時～午後6時、日曜休▽Tel. 06-4967-7314